2015年11月06日

奈良県 木桶で作る醤油屋さん/片上醤油

2007年、東京農業大学短期大学部4学科のインターンシップを取り上げました。学生のインターンシップ体験レポート、学生を受け入れている生産者、企業、団体の方々にもご協力して頂きインタビューを実施しました。

そのおひとり、醸造学科の学生を受け入れている奈良県のお醤油屋さん。片上醤油さんとの出会いがありました。片上さんのお話を聞き、醤油の仕込み時期、木桶で作られている醤油があることを初めて知りました。

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たくさん記事をアップしていたので、ぜひご覧になってみてください。

2010.1 1月18日 BS−TBS特別番組で奈良県 天然醸造 片上醤油さんが紹介されます。
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/137459648.html

2009.10 久米宏さんは片上醤油を使っていた?
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/129271095.html

2009.9 片上醤油 東武百貨店池袋店に登場! 
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/128975088.html

2009.7 奈良県 天然醸造 片上醤油さんからのお便り http://kansyokunouken.seesaa.net/article/123166372.html

2009.2 農大OBが醸す天然醸造醤油 片上醤油(インターンシップ受入れ先インタビュー!)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/114154589.html

2009.1蔵元、醤油会社 インターンシップ受入れインタビュー
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/113011724.html

2007.8 お醤油博士の登場!「お醤油について」教授 舘博先生のインタビュー
http://agriradio.seesaa.net/article/50745635.html
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2015年05月08日

群馬県:みどり市大間々にある「にほんいち醤油」さん

群馬県みどり市大間々にある「にほんいち醤油」さん。歴史を感じますねー。

2年前に蔵見学をさせていただき、お醤油も買いました!
今回は、時間がなくゆっくり見れず残念でした〜。

味噌は使ったことがなくても気にならないのに、醤油は使ったことがないものに抵抗があるのです。
エイヤーと気合を入れて使わないと、そのままにしてしまうこともあるので注意しています。(笑)

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2015年03月17日

4/5東京農大醸造学科 教授舘博先生NHKFMに出演!

東京農大醸造学科 教授 舘博先生(お醤油博士)が、4/5日(日)1215〜NHKFMトーキング ウイズ 松尾堂に出演されます。楽しみ!

7月に、東京農大「食と農」の博物館で「世田谷で採れる旬の野菜と美味い食べ方を学ぶワークショップ」の開催準備を進めています。教授 舘博先生に御協力いただく予定です!
準備が整い次第、お知らせいたします。しばらくお待ちください。
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2015年02月22日

仙台のお店で見つけた(有)今野醸造さんの醤油

仙台の蔵の庄さんに置いてあった醤油。

(有)今野醸造さんの吟醸醤油。
日本の各地域には、地元の醤油がたくさんありますねー。
http://www.e-miso.com/02/01-1/

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2015年02月21日

仙台のお店で見つけたマルジン醤油!

閖上さいかい市場のお店に置いてあった醤油。珍しいので写真を撮っておきました。
後でググってみたら、あらら!大人気の醤油でした。

マルジン醤油 株式会社山田屋さん。
仙台味噌・醤油と地酒の店山田屋は創業明治2年、以来130余年!!

丸大豆醤油蔵屋敷
昔ながらの手間隙かけて醸造されたトロリとした市販の醤油より旨み成分が約3割高い醤油だそうです。
http://www.rakuten.co.jp/sendaimiso/

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2014年12月21日

斬新な醤油のポスター!

愛知県を主産地とする白醤油のポスター。

すごい斬新!思わず写真を撮らせてもらいました。^^)


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2014年10月17日

10月1日は醤油の日。「醤油の日の集い」に参加してきました!

最新の情報はツイッター、facebookをご覧ください。
http://twitter.com/nogyosogouken
http://www.facebook.com/nogyojyoho

第2部の懇親会パーティーでは、しょうゆ味レシピ&エピソードコンテストで最優秀賞に選ばれたお料理を試食しました!

入賞レシピは、以下の通りです。
・高野豆腐を使ったハンバーグ・しょうゆ赤ワインソース
・あおさのくずきり しょうゆだれ
・揚げもちみかん・しょうゆだれ

そのほか、お醤油を使ったお料理をいただきました。醤油が、いろいろな料理に使われていることに気づかされます。中でも、赤飯にも使われているのには驚きました。お料理がどれもおいしかった。
会場で東京農業大学教授、お醤油博士の舘先生と記念写真。(^_^)/

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この記事は、2014.10.5フェイスブックにアップしました。


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2013年10月02日

10月1日は醤油の日

10月1日は醤油の日に開催される、日本醤油協会、全国醤油工業協同組合連合会主催、醤油の日の集いに参加してきました!醤油メーカーの方々とお話できて楽しかった。

第5回しょうゆ味 レシピ&エピソードコンテスト。入賞した料理がおいしい!
レシピも頂いたので早速、作ってみたいと思います。

平成25年度醤油地域貢献度に選ばれたのは2団体。
野田青年会議所 NODA-1GRAND PRIXを開催。ご当地グルメもろみ豚まんを考案。
香川産業技術センター発酵食品研究所は、ノンアレルギー醤油「そら豆醤油」の開発。

醤油、すごいなぁ〜。

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2013年09月27日

大ヒット商品キッコーマン「いつでも新鮮 しぼりたて生醤油」

最新の情報はツイッター、facebookをご覧ください。
http://twitter.com/nogyosogouken
http://www.facebook.com/nogyojyoho

2013年 9月28日 FM世田谷:農といえるニッポン!放送予定

・農といえるラジオマルシェ:東京都世田谷区 産業政策部 都市農業課 主任主事 近藤 豊さん
 10/6日(日)午前10:30〜15:30 世田谷区八幡山はらっぱ広場で開催される
 「都市農地を守ろう!」アグリフェスタ2013〜みつけよう!都市の農地がくれたもの〜」
 このイベントについて教えて頂きました。

 アグリフェスタは、今回で2回目です。メインステージでは、13:00〜都市農地保全に向けたトークセッシ ョンが行われます。出演者は、恵泉女子大学 藤田智氏、JA東京中央代表理事副組合長、杉並区長、世田 谷区長。その他楽しいイベントや野菜の即売市も開催される予定です。

・ゲストコーナー「DO YOU 農?」:キッコーマン食品プロダクトマネージャー
                    しょうゆ・みりんグループ担当 マネージャー 田嶋 康正さん

 2010年9月に発売した「いつでも新鮮 しぼりたて生醤油」が大ヒット商品となっています。
 商品の特徴、開発のきっかけを詳しく教えて頂きます。
 
 生醤油ってなあに?
 今までのお醤油とどんなところが違うの?
 どんなお料理に使えばいいの?
 大変だった容器開発。
 薄口醤油の開発。
 いつでも新鮮 しぼりたて生醤油の商品紹介

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2011年08月12日

東京農業大学醸造学科教授 舘先生JBプレス掲載

最新の情報は、ツイッターをご覧ください。http://twitter.com/nogyosogouken

いつもお世話になっている、東京農業大学 醸造学科 おしょうゆ博士 教授 舘先生から、JBプレスに醤油の記事が掲載されたとご連絡いただいたのでご紹介します。http://t.co/Fk8j2Ek
7月23日
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2010年06月28日

キッコーマンの醤油を海外に広めるための挑戦!

FM世田谷「農といえるニッポン!」では、食育に取り組んでいる企業として、キッコーマン株式会社の以下の取り組みをご紹介しました。

・2005年8月、9月:キッコーマン株式会社の「食育宣言」
・2006年9月:食育宣言から1年後
・2006年9月:キッコーマン野田工場内 「おしょうゆづくり体験」レポート

さて、今回は「キッコーマンの醤油を海外に広めるための挑戦!」を、2週にわたってお届けする予定です。
http://www.agranger.jp/radioguest1.html

キッコーマンの海外での本格的な事業展開から半世紀余りが過ぎたいま、しょうゆは世界100カ国以上で親しまれ、おいしい“Soy Sauce”は「KIKKOMAN」と広く知られるようになっています。

いち早く海外に醤油を輸出しようと思ったのはどうしてだったのでしょうか?現地では、どのように醤油のPR展開を行ったのでしょうか?この続きは、7月3日(土)、7月10日(土)放送のFM世田谷「農といえるニッポン!」ぜひ聞いてみてください。

インタビューのあとは、「キッコーマン社歌」お披露目会で披露された、キッコーマングループ社歌「おいしい記憶」キッコーマンのうた、「おいしいってなあに」が流れる予定です。

ただいま、キッコーマンのホームぺージでは、なあにちゃんが踊るアニメが公開されている他、キッコーマンのうた「おいしいってなあに」で歌っておどろうコンテスト(小学生以下対象)の募集。また、「おいしい記憶」絵日記コンテスト募集、「おいしい記憶」手紙コンテスト募集が行われています。詳しくは下記のサイトをご覧ください。
http://www.kikkoman.co.jp/enjoys/naani/index.html?kh=top0607

下記の記事もあわせてご覧ください。

2010年06月13日:「キッコーマン社歌」お披露目会に参加しました。
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/153092619.html
2010年01月28日:「食」と「農」をつなぐ、日本を元気にするシンポジウム
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/139631375.html
2006年07月28日:キッコーマンしょうゆづくり体験
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/21570176.html
2006年06月24日:キッコーマン食育セミナー
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/19796516.html
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2010年06月13日

「キッコーマン社歌」お披露目会に参加してきました。

FM世田谷「農といえるニッポン!」では、食育に取り組んでいる企業としてキッコーマン株式会社の取り組みを何度かとりあげさせていただきました。

・2005年8月、9月:キッコーマン株式会社の「食育宣言」
・2006年9月:食育宣言から1年後
・2006年9月:キッコーマン野田工場内 「おしょうゆづくり体験」レポート


kikoman-2.jpg当時、取材でお世話になった担当者さんから、「キッコーマン社歌」お披露目会のご案内をいただいたので参加してきました。

会場入り口には、こんなに大きなキッコーマンのおしょうゆがお迎えです。思わず、写真を撮ってしましました。

会場には入りきらないぐらないプレスの方々でいっぱいです。す、すごい!ちょっと腰が引けつつも、会場の中に入らせていただきました。

披露されたのは下記の2曲です。
・キッコーマンのうた:おいしいってなあに
・キッコーマングループ社歌:おいしい記憶

キッコーマン社歌を聞いていると、コツコツと継続された食育活動がそのまま歌になったのだなーと、フト担当者の方の顔が浮かび会場の中を探していました。

kikoman-1.jpg写真は、キッコーマン新キャラクター「なあにちゃん」、パパイヤ鈴木さんと子どもたちです。

なあにちゃんは、みんなの食卓に、おいしい笑顔を広げるために生まれてきたそうです。このあと、パパイヤ鈴木さんが振付を担当されたという、「おいしいってなあに」のダンスが披露されました。

キッコーマンのホームぺージでは、なあにちゃんが踊るアニメが公開されている他、キッコーマンのうた「おいしいってなあに」で歌っておどろうコンテスト(小学生以下対象)の募集。また、「おいしい記憶」絵日記コンテスト募集、「おいしい記憶」手紙コンテスト募集が行われています。詳しくは下記のサイトをご覧ください。
http://www.kikkoman.co.jp/enjoys/naani/index.html?kh=top0607

下記の記事もあわせてご覧ください。
2010年01月28日:「食」と「農」をつなぐ、日本を元気にするシンポジウム
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/139631375.html

2006年07月28日:キッコーマンしょうゆづくり体験
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/21570176.html

2006年06月24日:キッコーマン食育セミナー
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/19796516.html
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2010年03月26日

新おとな総研/YOMIURI ONLINE

東京農大短期大学部 醸造学科 おしょうゆ博士 舘 博教授のコメントが下記のサイトに掲載されていますのでご紹介致します。

「新おとな総研」は、読売新聞のニュースサイト「YOMIURI ONLINE(YOL)」内の50代向けのコンテンツ。
http://otona.yomiuri.co.jp/jeans50/

好奇心いっぱいで、人生を楽しみ、新しい趣味にも挑戦したい。そんな大人たちのナビゲーター「新おとな総研」

醤油を使う食生活へ
http://otona.yomiuri.co.jp/jeans50/sengen/100322.htm
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2010年01月05日

1月18日 BS−TBS特別番組で奈良県 天然醸造 片上醤油さんが紹介されます。

2009年2月14日、21日に放送の、FM世田谷「農といえるニッポン!」ゲストコーナーでは、奈良県 天然醸造 片上醤油 代表片上さんのインタビューをお届けしました。先日、片上醤油さんからTV放送のお知らせが届きましたのでご紹介させていただきます。

BS−TBS特別番組「大和路 まほろばの郷」1月18日(月)19:00〜で紹介される予定だそうです。お時間のある方は、ぜひご覧になってみてください。

奈良県 天然醸造 片上醤油
http://www.asm.ne.jp/~soy/

このブログでご紹介した、片上醤油さんの記事です。あわせてご覧になって見てください。

2009年10月01日:久米宏さんは片上醤油を使っていた?
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/129271095.html

2009年09月27日:片上醤油 東武百貨店池袋店に登場!
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/128975088.html

2009年07月09日:奈良県 天然醸造 片上醤油さんからのお便り
料理研究家 コウケンテツさんお取り寄せおすすめ調味料
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/123166372.html

2009年02月13日:農大OBが醸す天然醸造醤油 片上醤油(インターンシップ受入れ先インタビュー!)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/114154589.html
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2009年10月01日

久米宏さんは片上醤油を使っていた?

先日、片上醤油さんお醤油が東武百貨店池袋店で販売されている記事をアップしました。下記の記事もあわせてご覧になってください。

奈良県 天然醸造 片上醤油さんからのお便り
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/128975088.html

上記の件で片上さんにメールをしたときに、片上さんの母校である、東京農業大学 短期大学部 醸造学科 教授 舘 博先生がTBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」にご出演されたんですよと連絡を差し上げました。

すぐに片上さんから、お返事が返ってきたのですが読んでみてビックリ!舘 博先生が生放送中に、久米さんにいつもどんな醤油を使っているのかと尋ねたところ、奈良県の片上醤油を使っていると答えたそうです。これには、さすがに先生も驚いたようです。ラジオ放送が終わってから、すぐに片上さんの携帯に連絡してくださったそうです。これを聞いた片上さんもビックリ!人のつながりって面白いですねー。

奈良県 天然醸造 片上醤油
http://www.asm.ne.jp/~soy/

下記の記事もあわせてご覧ください。
奈良県 天然醸造 片上醤油さんからのお便り
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/123166372.html

東京農業大学短期大学部 醸造学科TV・ラジオ出演情報
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/127752922.html

小学校&大学連携による地域の食育活動(世田谷編)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/102460769.html

舘先生のご出演「すなっぷ」
http://www.tv-tokyo.co.jp/snap/090826.html

舘先生のラジオ出演
TBSラジオ 「久米宏 ラジオなんですけど」
http://www.tbs.co.jp/radio/kume954/time/index-j.html
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2009年09月27日

片上醤油 東武百貨店池袋店に登場!

2009年2月に、FM世田谷「農といえるニッポン!」ゲストコーナーにご出演していただいた、奈良県:天然醸造 片上醤油さんの情報です。http://www.asm.ne.jp/~soy/

saita 8月号で、料理研究家コウケンテツさんの「栄養たっぷりお昼ごはん」記事内で、コウケンテツさんお取り寄せおすすめ調味料として、奈良県 天然醸造 片上醤油さんの濃口醤油が紹介されていました。

090709-12.jpg我が家では、片上醤油さんの3種類のお醤油を使わせていただいていますが、写真右側の淡口醤油が東武百貨店池袋店で販売されていました。

よく見てみると、売り場には全国各地のこだわり醤油がずらりと陳列されています。こんなに醤油売り場が充実していたなんて・・・。ビックリしました。数ある商品の中でも「おすすめ!」のふだが貼られいたのは2つだけ。そのひとつが片上醤油でした。なんだか、自分のことのように嬉しくなりました

ちょっと、値段は高めですが手作りされたまろやかなお醤油です。淡口
醤油を使っている方、ぜひ一度使ってみてくださいね。

下記の記事もあわせてご覧ください。
奈良県 天然醸造 片上醤油さんからのお便り
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/123166372.html
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2009年07月09日

奈良県 天然醸造 片上醤油さんからのお便り

2009年2月に、FM世田谷「農といえるニッポン!」ゲストコーナーにご出演していただいた、奈良県:天然醸造 片上醤油さんからのお便りです。http://www.asm.ne.jp/~soy/

只今、発売中のsaita 8月号 料理研究家 コウケンテツさんの「栄養たっぷりお昼ごはん」記事内で、コウケンテツさんお取り寄せおすすめ調味料として、奈良県 天然醸造 片上醤油さんの濃口醤油が紹介されています。

090709-12.jpg我が家も、片上醤油さんとと出会ってから、とても気に入って使わせていただいています。雑誌に掲載されたのは左側のお醤油。中央の濃口醤油、右側の淡口醤油もおすすめですよ!

我が家では、たっぷり醤油を使うときは右側の濃口醤油。それほどお醤油を使わないときは、中央の濃口醤油。関西風の味付は淡口醤油と、それぞれお料理にわけて使っています。

煮込んでも辛くならず、まろやかになるところが気に行っています。だし汁が濃くて飲めないなんてことはありません。

片上醤油 片上さんに雑誌拝見しましたよとメールを差し上げたら、これまでも醤油特集で掲載されることはありましたが、あういう取り上げ方は珍しくて、とてもありがたくて、今回の掲載でみんなすごく元気出たそうです。

現在、醤油蔵は発酵の仕上げで最終段階。暑いときにしっかり管理をしてこそ、おいしいお醤油ができるのだそうです。片上さん、おいしいお醤油ができるの楽しみにしています♪みなさんも、機会があればぜひ使ってみてくださいね。

そういえば、こちらのインタビュー内容をまだアップしていませんでしたね。近いうちにアップさせていただきます。
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2008年10月05日

「もやしもん」平成20年度醤油文化賞受賞!

081001-5.jpg10月1日醤油の日を記念して開催される「醤油の集い」が都内のホテルで行われました。昨年に引き続き、招待状をいただき私も参加してまいりました。

会場入り口には、ずらりと全国のお醤油が並んでいました。第36回目となる全国醤油品評会では、賞を受賞された方々の発表・表彰式、そして、第6回醤油名匠の大賞、特別賞の表彰式が行われました。

★醤油名匠とは、醤油の持つ本来の価値を引き出し、創意工夫をこらして醤油を巧みに使いこなしている醤油使いの匠を「醤油名匠」といて顕彰する制度です。


081001-7.jpg写真は、第6回醤油名匠に選ばれた作品です。大賞に輝いたのは、香川県 小豆島の佃煮。その他審査員特別賞に選ばれたのは、もろみを使ったバームクーヘン、醤油漬けの干物、醤油だれを使ったローストビーフでした。

参加した方々には、大賞を獲得した佃煮、もろみ味のバームクーヘンがお土産に配られました。こちらの佃煮は、真昆布、鰹節の佃煮なんですが、素材にこだわったわったと言う通りとてもおいしい佃煮でした。いや〜、こんなんにおいしい佃煮あるんですねー。バームクーヘンは、今頃大学生たちがぺろりと食べていることでしょう。後日、感想を聞いてみたいと思います。

そして、「平成20年度醤油文化賞」は、もやしもん作者が受賞されました。ご本人は現在、海外出張のため授賞式は欠席でした。あら、ざんね〜ん!(ミーハーな私です。)会場では、「もやしもん」の紹介ビデオ、マンガの資料が配布されました。

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2008年08月28日

高大連携授業「醤油を科学する」

東京農業大学と東京農業大学第一高等学校(農大一校)との高大連携授業「醤油を科学する」という授業を取材させていただきました。

東京農業大学 短期大学部 醸造学科 教授 舘先生、農大一校 高大連携授業担当の先生にお話を聞かせていただきました。高大連携授業とはいったいどのような授業なのでしょか?

農大一校の先生によると、農大一校ならではの授業としてはじめて5年目だそうです。農大の施設を借り高校生たちが醤油を7ケ月かけて仕込みます。ただ仕込むだけではなく、それに関連した授業もいくつか体験するといった内容になっていて、生徒からも大人気の授業だそうです。

今回、おじゃました授業では、もろみの中に微生物がどれぐらいいるのか数えてみようというもので、微生物を培養をする培地を作るといった実験に高校生のみんながチャレンジしました。

東京農業大学 舘先生のお話によると、実際の醤油工場見学、醤油をしぼったあとはおせんべいを焼いたりするそうです。

080830-4.jpg授業は、東京農業大学 世田谷キャンパス内の教室で行われました。私が教室におじゃますると、すでに実験器具が各テーブルに用意されていました。うぉ〜、理科室!試験管にビーカーを見るのは何年ぶりでしょうか?農大一校の高校生たちは白衣を着用。みんなカッコイイ〜!

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私も、先生に白衣をお借りして授業を見学。まずは、東京農業大学 短期大学部 醸造学科 お醤油博士、舘先生の講義です。内容はかなり専門的です。実験で使用する器具の使い方については、みな真剣に聞いていました。写真は無菌箱というもので、全員この無菌箱を使った実験を体験しました。

作業を終えた高校生のみんなからも、授業についての感想を聞かせてもらいました。例えば、醤油の原材料、もろみの香り、この授業を受けてみようと思ったきっかけです。みんな、元気よく答えてくれました。

どんな内容だったのかは8月30日(土)、9月6日(土)にFM世田谷で18:00〜放送されますので、ぜひ聞いてみてくださいね。

取材にご協力いただきました、東京農業大学短期大学部 醸造学科 舘先生、農大一校校長先生、高大連携授業担当の先生、本当にありがとうございました。また、農大一校の高校生のみんなインタビューに協力してくれて本当にありがとう!!
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2008年08月03日

東京農大学「食と農」の博物館 夏休み親子で学ぶ味噌、醤油教室

東京農業大学 醸造学科 東先生から下記の講座の案内が届きましたのでご紹介いたします。
夏休み親子教室が東京農業大学「食と農の博物館」開催されます。開催日が近いので、ご興味のあるかたは早めにお問い合わせ、お申し込みくださいね。

夏休み親子教室「みそ・しょうゆ・酢・清酒・焼酎・ビール・納豆・パンのはなし」

8月 9日(土)12:00〜14:00こうじ、みそ、しょうゆ
8月10日(日)12:00〜14:00清酒、焼酎、ビール・パン、酢・納豆

場所:東京農業大学「食と農の博物館」1F映像コーナー
先着40名 受講料は無料
詳しくは、下記サイトイベント情報をご覧ください。
http://www.nodai.ac.jp/syokutonou/index.html
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2008年05月08日

醤油スイーツが大人気!?

TVを見ていたら、しょうゆスイーツが話題を集めているというニュースが流れていました。みなさん、知っていました?一番の話題といえばこの方、パティシエ 辻口博啓氏が手がける「七尾鳥居醤油ロール 」。このロールケーキは、パティシエ辻口さんんの故郷石川県の七尾鳥居醤油を使用したもので、二年間熟成させた濃い口醤油を生地とカスタードクリームに使用したものだそうです。うーっ、食べてみたい。

そして、今年3月20日には「キットカット しょうゆ風味」が、ご当地おみやげとして東京限定で発売されたそうです。むむっ、これも知らなかったなー。その他にも、秋田県で話題を呼んでいる醤油プリン。こちらのプリン、材料が紹介されていましたがとてもシンプルな材料で作られていました。メーカーのサイトが見つからなかったけど、調べてみると、醤油プリンにチャレンジされている醤油メーカーが他にも何社かあることがわかりました。

他にも小豆島の醤油のソフトクリームが紹介されていました。こちらも、プリンと同じく販売している醤油工場は多いようです。話題の醤油スイーツ、あなたならどれを食べてみたいですか?私もぜひ、チャレンジしてみたいと思います。

★和楽紅屋:七尾鳥居醤油ロール
http://www.waraku-beniya.jp/index.html

★小豆島 ヤマロク醤油:醤油プリン・醤油ワッフルhttp://www3.ocn.ne.jp/~yamaroku/mokuji.html

★弓削多醤油株式会社:醤油ソフトクリーム・醤油プリン
http://yugeta.com/oukoku/

★キッコーマンもの知りしょうゆ館:醤油ソフトクリーム
http://www.kikkoman.co.jp/enjoys/factory/mamecafe.html

★湯浅しょうゆ:カレーにかけるカレー醤油
http://www.yuasasyouyu.co.jp/
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2007年10月05日

10月1日「醤油の日の集い」

10月1日の醤油の日を記念して開催される「醤油の集い」に、ご招待いただき参加してまいりました。

この集いに参加するきっかけとなったのが、東京農業大学短期大学部醸造学科 教授 舘 博先生のラジオ出演でした。ご出演いただいた内容は下記をご覧ください。

・1回目: お醤油博士の登場!「お醤油について」
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/50745176.html
・2回目: お醤油博士の登場!農村の加工品開発アドバイザー
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/53594490.html

071001-3.jpgこの日は、第5回醤油名匠、平成19年度醤油文化賞、第35回全国醤油品評会の各賞の発表・表彰式が行われました。会場の入り口には、全国のお醤油が展示されていました。こんなに、日本全国でお醤油って作られているんですねー。醤油品評会への出展総数は270点。その中から、農林水産大臣賞4名、総合食料局長賞7名、優勝賞44名が決定。

071001-2.jpgさて、これらの醤油の持つ本来の価値を引き出し、創意工夫をこらし醤油を巧みに使いこなしている料理人を「醤油名匠」として顕彰する制度があり、5回目の今回は和食一般、和食専門店、和食以外の料理店などずべての料理人を対象をして審査が行われ、大賞1名、特別賞3名の方々が受賞されました。表彰のあと、実際の料理にどう使われたのかビデオ紹介もありました。ビデオでは確認することができなかったけれど、受賞者の方は地元のお醤油を使っていらっしゃったのかなぁ?ちょっと、気になりました。

日本醤油協会では「しょうゆもの知り博士」を全国の小学校に派遣し、 醤油の不思議について体験的に学ぶ出前授業を全国で開始。第1回しょうゆ感想文コンクールも開催されました。このコンクールで入賞した小学生たちの作品も朗読紹介されました。

そして、この後の懇親パーティーでは、さまざまなお醤油を使ったお料理が用意されていました。このお料理にお醤油を使っているの?という、おいしいお料理がたくさんありました。どのメーカーのお醤油を料理に使ったのか説明があると嬉しいなと思いました。

また、会場に参加していた方々からは、「醤油名匠」の方たちの料理も食べてみたかったという声が聞こえていましたが、やはり実際にお店に行って食べてみるのが一番ということでしょうか?料理人の方たちのビデオを見て、まだまだいろいろな使い方ができるのだということがわかり、醤油のすごさにあらためて驚かされた一日でした。

醤油の日の集いについては下記をご覧ください。
http://www.soysauce.or.jp/news/page.cgi?no=2007100214
しょうゆもの知り博士の出前授業
http://www.soysauce.or.jp/project/index.html
しょうゆ情報センター
http://www.soysauce.or.jp/

東京農業大学短期大学部 醸造学科 教授 舘 博先生、しょうゆ情報センター事務局長さま、このたびはありがとうございました。


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2007年09月02日

お醤油博士の登場!農村の加工品開発アドバイザー

ラジオ番組では、お醤油メーカーの食育、食育フェアでも、全国のお醤油を展示していた、しょうゆ情報センターなど取り上げて来ました。

今回は、東京農業大学短期大学部 醸造学科 穂坂 先生からのご紹介していただき、醤油の研究がご専門の醤油博士 東京農業大学 短期大学部 醸造学科 調味食品学研究室 教授 舘 博さんに登場して頂くことになりました。
http://www.revoradio.jp/nougyousentai5.html

今回は、まず短期大学部のインターンシップについてお伺いしてみました。醸造学科では、酒蔵、味噌、醤油の工場などでインターンシップの学生を受け入れていただいているそうです。

先生の研究室の生徒さんたちも、ラジオでレポートを担当してくれました。担当してくれた生徒さんたちがインターンシップでお世話になったのは、お醤油屋さんたちがお金を出し合って作った福岡県にある醤油工場でした。

こちらでは、将来の技術者のためにと宿泊施設を作られていたので学生を受け入れていただいたそうです。大学生のレポートでは、九州のお醤油は甘いという話があったので先生に聞いてみると、甘い醤油のエリアは海のそばが多かったりするそうです。みなさん、ご存知でした?学校の講義だけではなく、インターンシップで実際の現場を見て、いろいろなことを学んでほしいと思っているそうです。

さて、お話は変わって大豆加工品開発アドバイザーについてもお話を聞かせていただきました。舘先生は、福島県 鮫川村の大豆加工品開発アドバイザーをつとめていらっしゃいます。

これは、短大の先生が福島県 鮫川村のだんだんたんぼの効能について研究することになり、短期大学部の先生10人でプロジェクトチームを結成。気象、景観、加工品などを3年間研究。舘先生は、赤米味噌を作ったそうです。

鮫川村は、市町村合併するはずだったのですが否決。「村」として生きていくことを選択したのです。新しい村長さんは、「大豆で達者な村づくり」を掲げました。そして、村の研究でおつきあいのあった短期大学部へ協力してもらえないかと要請があったそうです。

舘先生の方では、赤味噌を作った経緯もあることから味噌作りを提案。村では大豆の栽培を奨励。味噌工場もできました。日本の農村が抱える問題、過疎化、高齢化。鮫川村の例外ではありません。その村の高齢者のみなさん、今まで病院の待ち合い室で集っていたのですが、今度は大豆畑で集うようになりました。その結果、村の医療費が3千万円下がったそうです。(ビックリ!!)

お味噌に続き、舘先生の提案でソバ味噌も商品として完成。村長さんからは、粉末豆乳(きなこ)を作って欲しいと依頼があり商品化。村長さんは、毎日飲んでいらっしゃるそうです。村には直営販売所「てまめ館」もでき、豆腐など大豆製品、きなこあめ、地元の農家でとれた野菜が販売されているそうです。

舘先生は、現在農大一校で醤油作りを教えていらっしゃるそうです。その生徒さんも鮫川に行ったそうです。ところで、鮫川村を、初めて訪れたときの感想は?と聞いてみました。何もないところだけど、星のきれいなところだそうです。

最後は、今年の6月農大カレッジ講座では「みりん体験講座」が開講されました。この講座、私も参加させていただいたのですがとても楽しい講座でした。そのときのレポートはコチラ↓
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/47206710.html

お醤油博士じゃなかったの?と聞いてみると、みりんの研究者がいないのでやって欲しいと舘先生にお話が来たそうです。昨年、みりん研究会 副代表幹事になられたこともあり、カレッジ講座で「みりん講座」を企画。来年度からは、継続して行っていくということですのでご興味のある方は農大のカレッジ講座に参加してみてくださいね。

この内容は、8月25日(土)エフエム世田谷で放送されました。
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2007年08月09日

お醤油博士の登場!「お醤油について」

ラジオ番組では、お醤油メーカーの食育、食育フェアでも、全国のお醤油を展示していた、しょうゆ情報センターなど取り上げて来ました。

今回は、東京農業大学短期大学部 醸造学科 穂坂 先生からのご紹介していただき、醤油の研究がご専門の醤油博士 東京農業大学 短期大学部 醸造学科 調味食品学研究室 教授 舘 博さんに登場して頂くことになりました。
http://www.nodai.ac.jp/j_brew/index.html

まずは、舘先生の研究室、調味食品学研究室がどんな研究をしているのか教えていただきました。こちらでは、味噌、醤油、醸造に関する研究をされているそうです。先生は、おもにお醤油の研究を担当。

日本の大学でお醤油の研究をされているのは舘先生だけだそうです。大学に入学、研究室時代から研究をはじめ、30年近くお醤油の研究をされているそうです。すご〜い!!

そんなお醤油博士 舘先生に、お醤油について教えていただきました。まずは原材料。みなさん、お醤油の原材料わかりますか?大豆、小麦、食塩、水が原材料なんですよ。

そして、お醤油ができるまでを詳しく教えてもらいます。大豆と小麦に、麹菌というカビををはやし、はやしたものを醤油麹といいます。醤油麹を食塩水につけて、半年おくと醤油ができあがるんですが、食塩水につけたときにもろもろした感じになるんですね。それをもろみと言うそうです。みなさん、もろみ見たことありますか?私、見たことがありますが、本当にもろもろしていました。(笑)

さて、ここで微生物くんたちがわっしょい。わっしょいと発酵熟成で醸してくれるわけですが、日本の暑くてじめじめした気候。これを先人たちは逆手にとって、カビで物を作るという醸造という技術を確立しました。

カビは自分で生きていくために、体の外に酵素をばらまきます。でんぷんだったらブドウ糖、タンパクだったらアミノ酸。バグバグ食べて成長していくわけです。その麹菌の作る酵素で原料を分解。塩水につけた段階で、麹に含まれている麹菌の酵素が原料を分解していって大豆、小麦がこまかく低分子化していきます。

出てきたたぶどう糖、アミノ酸を乳酸菌がバクバクたべ増殖。そして乳酸発酵して乳酸という排泄物を出す。これがたまってくると乳酸菌は生きていけなり死んでしまいます。その次に、乳酸菌が乳酸発酵すると、PHが下がるので、こんどはPHが低くて食塩の中で生きていける醤油酵母が増殖。

醤油酵母はブドウ糖をバクバク食べてアルコール発酵。そして炭酸ガスを出します。醤油の酵母が頑張っているときは醤油のもろみがぶくぶくしているんです。(私も見ましたが、確かにぶくぶくしていました!)そして、麹菌、乳酸菌、酵母の力で醤油ができあがります。

このように、お醤油はさまざまな微生物の働きでできるわけですが、舘先生は世界で始めて麹菌の新しい酵素を発見!92年、イギリスの雑誌に報告。酵素が醤油醸造のうまみを作るカギ酵素だということを証明して、日本醸造協会技術省を受賞されました。

このあとは、お醤油の歴史についてもお勉強。醤油のルーツは醤(ひしお)といわれています。塩をまぜて保存を高めた食品。誰が考えたかわからないけれど、塩を使うと保存食になる、肉醤(ししびしお)と言い、肉を塩を混ぜたものこれがルーツといわれています。

いまだ醤(ひしお)にあらず、未醤(みしょう)、これが発展したものが味噌といわれているそうです。味噌の桶にたまった汁が独立してお醤油になったと考えられています。最初は、味噌のたまり。たまり醤油だったのが、江戸にあった醤油濃い口醤油が生まれました。

現在、日本農林規格で決められている醤油は5種類。生産量の80%が濃い口です。お醤油の香りですが、いろいろな微生物が関わっており、酵母がアルコール発酵。乳酸菌が乳酸発酵します。アルコールと酸がくっついたのが香りの成分。今わかっているだけで300種類。お醤油の中には、バニラの香り、バラの香り、フルーツの香りがまじっているそうなんです。でも、いい香りですよね〜。

最後はお醤油の正しい保管方法を教えていただきました。
先生の研究室では、この保管方法について、現在、技術開発、商品開発が進んでいるそうです。その研究についても紹介していただきました。

この続きは、8月11日(土)エフエム世田谷の放送を聞いてみてください。

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2007年06月21日

魚醤(いしり・よしる)レシピ

先日、我が家では、すっかりなくてはならない調味料のひとつになった、いろいろなお料理に使えてとっても便利な魚醤。

最初は、やっぱりどんなお料理に使えばいいのかな?と、使い方がよくわかりませんでした。そこでアドバイスをくれたのが、なんとうちのダンナさま。こんな料理にあうんじゃない?と言われるがままに作ってみると、これが意外とおしいかったりして・・・。むむっ!!

そんなこんなで、どんなお料理に使ってみたのか書いてみました。

・焼き飯
・焼きソバ
・パスタ
・石川県 郷土料理 貝焼き
・あさりのお吸い物
・サラダのドレッシング(和・エスニック風)
・あさりの春雨スープ(エスニック風)
・納豆にもかなりあいますよ。

みなさんも、おすすめ魚醤レシピがあれば教えてくださいね。

そういえば、まだ使っていないけど、他にも秋田県のハタハタが原材料のしょっつるは有名ですが、いかなごが原材料の魚醤もあるそうですね。いや〜、日本ってすごいですね。
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2006年09月26日

キッコーマン・レシピ・エッセイコンテスト

★キッコーマンの、レシピ、エッセイコンテスト

今、キッコーマンでは、レシピ、エッセイコンテストの作品を募集されていますよ〜。みなさん、知っていますか?

キッコーマンは、「おいしい記憶をつくりたい。」をスローガンに掲げ食育活動を続けてこられましたが、今回はみなさんの「おいしい記憶」のエッセイや、「わが家の味」レシピについて作品を募集することになったそうです。

締切は年11月30日(木)必着。あのときの、あんなお料理、こんなお料理、変わったお料理、楽しかった食事にまつわる思い出、子どもにも教えてあげたいお料理、エッセイや、レシピにして応募されてみてはいかがでしょうか?

私もいくつか思いつくものがあるので応募してみようっかな?(笑)

詳しく応募内容を知りたい方はコチラですよ〜。
http://www.kikkoman.co.jp/news/06041.html?kh=top0926
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2006年07月28日

キッコーマンしょうゆづくり体験

☆キッコーマンのしょうゆづくり体験取材

今ちょっとした工場見学ブームになっているってご存知でしたか?只今赤丸急上昇中の工場見学が、小学校対象のキッコーマンしょうゆづくり体験。先日、千葉県野田市にあるキッコーマン野田工場内にある、もの知りしょうゆ館で行われた、子どもたちの「しょうゆづくり体験」を取材してまいりました。

当日、元気一杯体験教室に入ってくるこどもたち。みんなエプロンをしながら落ち着かないようす。ドキドキしながら、ビデオ説明を聞き各テーブルに別れ体験がスタート!初めてみる、もろみや、こうじに、みんな興味津々!どの子どもたちも身を乗り出しながら担当の方の話を真剣に聞いています。その後ろでは、保護者の方々も担当の方の説明に耳を傾けていらっしゃいました。

私も、取材しながら発酵前、発酵後のもろみの臭いをかいだり、手でさわってみたりしました。色や、臭い、そして固さなどの違いを感じることができる貴重な体験でした。お母さん方にお話を聞いてみると、みなさん普段は和食党の方ばかり。毎日のお料理にかかせない身近なおしょうゆだからこそ、とても勉強になったとお話されていました。

と、取材の内容はここまで・・・。子どもたち、お母さん方の感想は、後日ラジオ番組で放送予定です。

キッコーマンしょうゆづくり体験
http://www.kikkoman.co.jp/shokuiku/schoolkengaku.html
posted by 農業研 at 23:46| Comment(1) | TrackBack(1) | 発酵:醤油・魚醤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

キッコーマン食育セミナー

☆食育宣言1周年

キッコーマンの食育宣言を、取材させていただいたてから1年が過ぎました。この取材がご縁で、先日社員さん向けに開催された食育宣言1周年報告会 食育セミナーにお招きいただきました。

セミナーでは、私も食育についてお話させていただきましたが、参加された社員のみなさんが、とても熱心に聞いてくださっていたのが印象的でした。
社員のみなさん一人一人が、食育に真剣に取り組み、考えていらっしゃる証拠ですね。

セミナー終了後は、キッコーマン国際食文化研究センター、キッコーマンのしょうゆ工場を見学させていただきました。見学については、後日詳細をご紹介しますのでお楽しみに☆



posted by 農業研 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 発酵:醤油・魚醤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月22日

いしり料理にチャレンジ!

ishiri1.jpg東京銀座にある、能登の郷土料理のお店で食べたお料理がおいしくて、私もこの能登料理にチャレンジしてみたくなりました。

この郷土料理にかかせないのが「いしり」。いしりは、いしるとも呼ばれている魚醤。能登のいしりは、イカいしりとイワシいしりの2つのタイプがあり、イワシは少し苦手な方が多いので、イカいしりから試してみてはいかがですか?とお店の方にすすめられたので、今回はイカいしりを買ってみました。

早速、今日はいしり料理にチャレンジです!
posted by 農業研 at 14:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 発酵:醤油・魚醤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月01日

外食産業で注目される魚醤

大規模な食文化フォーラムについて、2回のレポートを書きましたが、最後は日本の食文化を味わうレセプションについても、少しふれたいと思います。

フォーラム終了後、日本の食文化を味わうレセプションが行われました。全国のおいしいものや、食べ比べが出来とあり、かなり贅沢なレセプションだったと思います。

山形、石川、京都、岡山、香川、佐賀、鹿児島、沖縄などの郷土料理。他にも、たまご焼き、茶碗蒸しなど、たまごの産地別に作られて、食べ比べができるといったような、お料理がいくつかありました。ねっ、贅沢でしょ?

食いしん坊の私は、会場内のほとんどのブースを駆け足で、少しずつ食べてみました。ブースをまわりながら、自分が知らないだけで、日本にはおいしいものが、こんなにたくさんあるんだと感動・・・。

会場内のブースで「能登魚醤いしりフォーラム」と書かれた冊子を見つけました。

「能登半島は醸しの里」と位置づけ、魚醤いしりをブランド発信事業とし、2001年に魚醤いしりのフォーラムを開催。このフォーラムの基調講演は、発酵仮面の異名を持つ、東京農業大学教授 小泉武夫さんでした。

魚醤の歴史は古く、秋田にもおなじような「しょっつる」という魚醤があり、こちらも県全体で全国にPR展開。最近では、東京の外食産業でも「魚醤」が注目され、人気を集めているようです。メーカーも、この魚醤を一般家庭用として販売をはじめています。

今後、著名人の方々によるPR効果でどこまでこの「魚醤」が広がるのか注目されるところです。
詳しく知りたい方は、
http://www.groovy-net.co.jp/ishiri/index.html

ラベル:魚醤 いしり
posted by 農業研 at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 発酵:醤油・魚醤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする