2008年02月28日

『大学は美味しい!!』フェアレポート

2006年 6月、ラジオ番組で取り上げた東京農業大学オープンキャンパス講座 子どもチャレンジ教室 「集まれ!農大探検隊」でお世話になった、東京農業大学 応用生物科学部 高野先生から案内をいただいた、日本初! 大学ブランド食品が一堂に会する「食の学園祭」DIME『大学は美味しい!!』フェアに行ってきました。

私が行ったのは最終日の20日(水)15時半ごろだったでしょうか?
会場は、フロアーの半分ぐらいのスペースなのですが大勢の人で通れないほどの混雑ぶり。す、すごい人!!ゆっくり見られなかったのが残念ですが、いくつかブースでお話を聞いてまいりました。

まずは、気になっていた山形大学 米粉100%のパン「新らぶらいす」¥630円。最近は、米粉でできたパンを目にする機会が増えたと思いませんか?米粉のパンについて、あれこれ情報収集中だったので、ぜひ試食したいと思っていたのですが、早い時間に完売してしまったそうです。しかも、テスト販売中のため取り寄せ不可でした。う〜ん、とっても残念!!

続いては、愛媛大学 化学肥料、除草剤を使わないお米2kg¥1050円のブースへ。よく見ると、こちらも商品が並んでいません。聞いてみると午前中で商品は完売。えーーっ!ガッカリ!!試食用の松山三井米、コシヒカリをいただきながら肥料も農薬も使わない安心米に取り組んでいる、上野先生から直接お話しを聞かせていただきました。先生のお話によると、たんぼにクローバーを栽培することで化学肥料、除草剤を使わなくてよいのだそうです。

もっと詳しく知りたいと思ったので、DIME増刊『大学は美味しい!!』という雑誌を買いました。(興味のある方は、こちらの冊子をご覧ください。)愛媛大学のページをめくってみると、あれ?以前、番組に出演していただいた、愛媛県(有)あぐりさんが写真入りで掲載されているではありませんか!

0802-2.jpgえっ?どういうつながりなんだろうと記事を読んでみると、上野先生の指導を受け米作りを行っている会社と紹介されていました。なるほど〜。そうだったのか。(有)あぐりさんは、地元の建設会社さんですが農業へ異業種参入。(有)あぐりを立ち上げ有機米作りを行っている会社です。

番組にご出演いただいた後、我が家では(有)あぐりさんのお米を買って食べていたのでが、すでに愛媛大学 上野先生指導のお米を食べていたということになるんですね。う〜ん、自分でもびっくりしました。定期的に、(有)あぐりさんのお米購入していますが、とってもおいしいですよ。(有)あぐりさんのホームページはこちら→ http://aguri.jp/

(有)あぐりさんでは、19年産で古代米と低グルテリン米(品種名LGCソフト 可溶性タンパク質が通常のお米の半分のお米です)を無農薬・無化学肥料でつくれるか栽培にチャレンジ。20年産では低グル
テリン米と反対の高胚芽米(高ギャバ米)も試験的に栽培する予定だそうです。また、お話の続きを教えてもらわなくっちゃ。

080220-2.jpgりんごジュース「医果同源」1本¥350円 弘前大学のブースも女性が多くのぞいています。何だろうと見てみると、農薬を使わずに育てた、未熟果実25%と、青森県産品リンゴ75%を含んだジュースでした。農薬を使わずに育てた未熟果リンゴは、完熟ものと比べると坑ガン作用があるといわれているポリフェノール含有量が5〜10倍高いことを発見した先生が機能性ジュースとして開発したものだそうです。他にも、7年間 無農薬のりんご園のハチミツも販売されていました。当然、お値段は高いだろうと思いましたが、ちいさいので5千円。大きいサイズは1万円。みなさん気になるものの、お財布も気になるのか、こちらは商品が残っていました。

ジュースは、こちらかで購入することができますよ。
http://www.ikadogen.com/

080220-3.jpgこちらは、千葉大学のリンゴジャム。試食してみてくださいとすすめられ食べてみました。食べてみたら、あまりにもおいしので思わずひとつ買ってしまいました。このリンゴ、大学の農場がある群馬県 沼田農場で作られたリンゴ。購入した雑誌の千葉大学のページを見ると、ブースでお話を聞いたのは園芸果樹ご専門の先生だとわかりました。こういうフェアでは大学の先生と直接お話できるので面白いですね。ちなみに、こちらの一番人気キウイフルーツとリンゴのミックスジャムは完売でした。あらら〜。

080220-4.jpgそして、こちらは抗アレルギー物質メチル化カテキンで注目の「べにふうき緑茶」だそうです。みなさん、知ってました?研究所と飲料メーカーが共同開発。今年の1月から販売されたそうです。こちらは無料で配られていたのでいただいてきました。メチル化カテキンはアレルギー全般に効果があるのだとか?このお茶については、農林水産省に詳しい記事が掲載されていましたので下記をご覧ください。http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/0802/mf_labo.html

080220-5.jpgそして最後は、東京農業大学のブースをのぞいてみました。フト見ると、ラジオにも出演してくれたM君の姿を発見。声をかけてみました。今回の、このフェア開催期間中、会場を訪れる人が大変多くよいPRになったと話していました。なるほど〜。この日だけじゃなかったのか・・・。このブースでは、ラジオ番組でも何度もご紹介した写真カムカムドリンクをはじめ、ぽんかん・たんかんじゃむ、ピーナツバターなどなど販売もされていましたが、フェアのチラシにも大きく掲載されていた、東京農大 エミューの卵をつかった生どら焼きが大人気でした。この生どら焼きは、何度も食べたことがありましたが、先生がオホーツクキャンパスということで取り上げていなかったことに気づきました・・・。このどら焼きは、東京農業大学「食と農の博物館」でも販売されていますが人気があるのでお早めに。

各大学の取り組みや、先生方の研究にかける熱い情熱を知ることができた貴重なフェアでした。もし、このフェアに参加された方がいらっしゃれば、おすすめ商品などぜひ教えてくださいね。




posted by 農業研 at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学・企業の商品・開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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