栃木農産物PRソング 速水けんたろう/ベジフルとちぎをお届けしました。テーマ:栃木県からのお便り 「とちぎで農業はじめてみませんか」のご紹介。お客様:栃木県農政部 経営技術課 経営体 育成担当 主幹 安納 義雄さま。
2007年、栃木で農業をはじめようキャンペーンが開催されました。
いったい、どんなキャンペーンだったのかお話を聞かせていただきました。
上記のPODCAST配信が更新されました。ココログランキングに参加。リスナー登録数1106人。音声で聞いてみたい方は、農業ラジオブログをご覧ください。
http://agriradio.seesaa.net/article/78757050.html
文字で読んでみたい方は、つづきをご覧ください。
栃木県では、県全体で2007年度度から団塊の世代の方々が定年を迎え、栃木で生活してみてはどうでしょうか?また、農業に関心をもってもらおうとはじめた取り組みです。
キャンペーンの内容は、2007年10月〜12月までの1ケ月間、東武電車の中での電車広告、県内外でのイベント参加、2007からスタートした栃木農業未来塾のPR、就農相談会などです。
昨年、10月6日大手町で開催された「ふるさと回帰フェア」に参加。イベント会場ないの、ふるさと自慢コーナーにも出店。このブースでは、栃木で育成した、お米「なすひかり」、梨、おもちを焼いての試食、無料配布を行ったそうですが、1000名以上の方が参加するという大盛況ぶりだったようです。
相談コーナーブースは各県の方が参加。栃木県のブースには、21名の方が相談、うち5名の方が農業について相談してくださいました。キャンペーンとは別に、毎年6月に東京池袋サンシャインビルで相談会を行っているそうなのですが、今年は11組の方が相談に
訪れました。
お米「なすひかり」は栃木県の新品種。これから力をいれて販売していく予定で、東京でも販売予定だそうです。みなさん、見かけたらチェックしてみてくださいね。
さて、農業をやったことのあるかた、ないかた、どちらでも栃木で本格的に農業をはじめたいという方の相談をお待ちしています。でも、農地の取得、知識、技術などは就農のための課題は大丈夫なんでしょうか?と聞いてみました。
今年の4月に、栃木県農業大学校に栃木農業未来塾を開講。県内の関係機関団体でネットワーク会議をはじめ、少しずつ情報を集めいるところだそうです。現在、農業生産法人の勤め先の情報も集めているところです。また、県には8ケ所の農業振興事務所があり、新規就農の方に技術的なアドバイスなどのアフターフォローの仕組みもあるので気軽に相談していただけます。
栃木農業未来塾研修生は、2007年12月3日から募集を開始。2008年、2月8日まで募集しています。詳しくは、栃木県農業大学校ホームページをご覧ください。
こちらでは、午前中に基礎的な知識、技術の講義を聞き、午後は実際の作業。 勤めながら学べる定年希望者研修、他産業からの農行をはじめようという方の新規就農希望者研修があり、こちらは基礎、専門、実践コースの3つにわかれています。
すでに、いくつかのコースは予定募集人員をオーバーした応募があったそうですが、まだ受付を募集しているコースもあるのでお問い合わせください。こちらは、年齢制限、応募資格はありません。栃木で農業をはじめたいと思うことが条件かな?ということでした。
さて、気になるのは学費ですが、定年希望者研修1万円。新規就農希望者研修 基礎コース1万5千円、専門コース2万5千円、実践コース5千円。1日あたり500円。(ただしテキスト代、保険第など実費負担 約5000円ぐらいが必要です。)
栃木で就農した方は5年間で960名。19年度は206名で、内訳は40歳未満が140名。40歳以上が66名。(20名増加)
20年間で農家戸数は約27%減少したそうです。
最後は、安納さんからメッセージいただきました。
東京から1時間と地理的にも便利で、災害も少なく、日照時間が長いです。栃木の農業試験場も頑張っていて、お米のなすひかり、とちおとめ、にっこり梨も開発。
県では、農政バージョンキャッチフレーズを、「いいしな、いいさと、つぎつぎとちぎ」で頑張っています。ぜひ、関心を持っていただきたいと思います。