東京農業大学 短期大学部栄養学科 食品学研究室 教授 安原 義さんから、平成18年度「特色ある大学教育支援プログラム」(「特色GP」)に採択された、学生主導型インターンシップの取り組みをご紹介していただきました。
今回、短期大学部 生物生産技術学科、環境緑地学科、醸造学科、栄養学科の各先生にご協力をいただき、インターンシップ体験談を大学生のみんなにラジオでレポートしてもらうことになりました。
<特別企画>
東京農業大学 短期大学部特色GPインターンシップレポート
特定非営利活動法人 生態工房
第8回目は、東京農業大学 短期大学部環境緑地学科2年生田中さん、竹内さんの、特定非営利活動法人 生態工房のインターンシップレポートをお届けしました。
まずは、2人に東京農業大学短期大学部に進学したきっかけを聞いてみました。田中さんは、お母さんが自然に恵まれた環境で育っていたので、お母さんから緑の話しなど聞いていたので、小さい頃からの環境教育が必要ではないのか?小さな子どもたちに、環境について教えてあげる立場になれるよう勉強がしたくて環境緑地学科に進学。
竹内さんは、大学に入るまえにペットショップで働いていました。その頃、新聞やTVで人間の産業発展で野性動植物が絶滅しているということを知り、自分も何かできることがあるんじゃないかな?と考え、環境緑地学科に進学。
その環境緑地学科はどんな勉強しているのか教えてもらいました。1年生の頃は農場実習が多く、木の剪定、草刈の仕方を学んだり、4人グループになって、その日のうちに垣根を作る練習もします。草刈は機械ではなく、カマを使うので手首が痛くなるそうです。二人は、緑地生態学研究室に所属していて、ゼミでは野生動物の今の現状について勉強しています。
さて、このインターンシップレポートのとりまとめをしてくださっている先生はどんな先生?と彼女たちに聞いてみました。竹内さんは、先生と生徒の枠を超えて、ぶつかってきてくれる、とても頼りになる先生。田中さんは、鮫川村の活動、ヒートアイランドの取り組みなど積極的に研究されており、とても尊敬できる先生とのことでした。
今回、二人は3月に特定非営利活動法人 生態工房さんでお世話になりました。こちらの事業内容は、都立光が丘公園バードサンクチュアリでの施設運営・植生管理・外来種管理等の受託や自主活動をされている団体です。
クイズは、光が丘公園バードサンクチュアリにはたくさんの鳥がやってきますが、その鳥に関するクイズでした。
インターンシップでは、案内ボードの作成、望遠鏡設置、池の掃除、来園客の案内、外来樹木伐採、ススキ原っぱの管理、ポスター作り、ビオトープ作り。う〜ん、いろいろな体験したきたのだとビックリしました。初めてのビオトープ作りでは、授業でも体験した木の移殖があったそうですが、根が深くかなり大変な作業となったようでした。
今回のインターンシップを体験してみて、あらためて環境問題についてどう思ったのか二人に聞いてみました。竹内さんは、池には、確認できただけでも外来種と言われている、かみつきがみ、みどりがめ、アメリカザリガニ、牛がえるなどがいて驚いたそうです。田中さんは、都会でも子供から大人まで環境にふれたり、学べるたりする場所が必要だし、このような場所を大切にしないといけないと思ったそうです。
この内容は、9月1日(土)エフエム世田谷で放送されました。
2007年09月05日
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