2022年03月10日

2.日本酒の魅力を発信:秩父 武甲酒造/レインボー酵母

レインボー酵母」で仕込んだ新商品が「彩虹」秩父 武甲酒造さん。(2021.3月の記事)

お店ではコロナ対応されていました。
体温を測って試飲できる部屋へ移動。サーバーで飲みたいお酒のボタンを自分で押して飲むというスタイル。
コロナで自粛となった時に、社長さんがいち早くサーバーを導入されたそうです。

七色酵母を使ったお酒
お造りに関わっている社員の方からも詳しくお話を聞くことができました。
気になったお酒は、彩虹(さいこう)。秩父産の山田錦。七色酵母を使っているのだとか。
飲んでみると、とても美味しかったのでお土産に買いました。

東京農業大学醸造科卒業生
あとで調べてわかったんですが、武甲酒造の第十三代当主、社長の長谷川浩一さん。
弟の長谷川武史さんが杜氏を務め、ともに東京農業大学の醸造科の出身。
酒類学研究室で学び、卒業論文は酵母について。息子さんもまた同じの道を歩んでいるのだそうです。

日本発!7つの酵母をブレンド
武甲酒造には「自社培養室」があり、酒造りに使用する酵母は自社で培養。
秩父の有志で作った酒米「秩父産山田錦」と、埼玉県産業技術総合センター北部研究所が開発した清酒酵母「埼玉酵母」の7種を混ぜた「レインボー酵母」で仕込んだ新商品が「彩虹」だそうです。通常1〜2の酵母で造るもので、7つもブレンドするというのは日本初の試みだそうです。

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posted by 農業研 at 23:32| 日本酒の魅力発信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする