2007年07月07日

日本初長期熟成酒専門セラーが新宿のデパートに登場!

2007年4月に、番組では長期熟成酒についてとりあげ、長期熟成酒研究会 顧問にお話を聞かせていただきました。ちょうど、お話を伺ったころ伊勢丹新宿店の日本初の長期熟成酒専門セラーができたということだったので、長期熟成酒研究会 常務さんにご紹介していただき取材させていただくことになりました。

お話を聞かせていただいたのは、(株)伊勢丹新宿店 MD統括部 食品営業部 和特選・和酒 アシスタントバイヤー沼滝さんです。

3月28日にリフレッシュオープンした、伊勢丹新宿店 地下1Fの惣菜、和酒売り場におじゃましました。今まで百貨店では、お酒をひとくくりにして売っていましたが、お客さまの声をいろいろ聞いていくと、ワインと日本酒を買うかたはほとんどいらっしゃらず、日本酒を買うかたは、それにあった和の惣菜を買われていくことがわかったそうです。

そこでリフレッシュオープンでは、お酒を、和、洋に売り場を構成。和酒売り場では、全国各地の日本酒、長期熟成酒専門セラーを設置。

日本酒は、全国各地の有名な日本酒はもちろんのこと。そのほか、その地域でしか飲めない蔵元のお酒にもクローズアップ。丁寧に作られいる、小さな蔵のお酒と新宿で出会あえる機会を提供したと考えているそうです。今回は、福島と、茨城の小さな蔵元さんのお酒を紹介していただきました。名前はあえて書きませんので、売り場でご覧になって見てくださいね。

そして、話題の長期熟成酒専門セラーは売り場のさらに奥まった別室になっていました。売り場では、熟成酒にあわせた温度での管理がされており、現在50蔵の商品が陳列されているそうです。それぞれの棚も温度が調節できるようになっているそうです。

これだけの品揃え。日本酒、長期熟成酒どちらも人気が高まっているのでしょうか?沼滝さんによると、目に見える数字では、まだまだですが、味のある日本酒にじわじわと人気が集まっている兆しが見え初めているとのこと。

長期熟成酒の人気商品は、石川県の福光屋さんの百々登勢、岐阜県 達磨正宗などは大変人気の高い商品だそうです。長期熟成酒は、お料理にあわせた飲み方、楽しみ方があり、お酒を飲んでいただく層を広げるにはとてもよい商品だと思い切って専門セラーにしたそうです。

売り場には、5席だけの小さなおもてなしバーがあります。吉兆の料理長が実際お酒を飲み、そのお酒にあった料理を作り、お客さんがお酒と吉兆の料理を楽しんでいただけるバーになっています。

イベントでは、毎回おもてなしバーが満席になるほどの人気ぶりで、固定ァンの方が多く、特に女性に大人気だそうです。すごーい!ギフトシーズン中は、おもてなしバーはお休みとなっていますのでご注意ください。8月は、うなぎ料理と長期熟成酒イベントを開催する予定だそうです。

みなさんも、ステキな日本酒、長期熟成酒に出会ってくださいね。さて、この続きは、7月7日(土)エフエム世田谷の放送を聞いてみてくださいね。

・伊勢丹新宿店売り場におじゃましたときのレポート
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/41818203.html

長期熟成研究会ご出演インタビュー
・1回目 話題の長期熟成酒(古酒)について
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/39478243.html
・2回目 海外で大人気の長期熟成酒(古酒)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/40224241.html
posted by 農業研 at 01:14 | TrackBack(0) | 発酵:古酒・熟成酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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