2007年06月28日

インターンシップレポート2(福岡県醤油醸造共同組合)

東京農業大学 短期大学部栄養学科 食品学研究室 教授 安原 義さんから、平成18年度「特色ある大学教育支援プログラム」(「特色GP」)に採択された、学生主導型インターンシップの取り組みをご紹介していただきました。

今回、短期大学部 生物生産技術学科、環境緑地学科、醸造学科、栄養学科の各先生にご協力をいただき、インターンシップ体験談を大学生のみんなにラジオでレポートしてもらうことになりました。

<特別企画>
東京農業大学 短期大学部特色GPインターンシップレポート

第2回目は、東京農業大学 短期大学部醸造学科 調味食品学研究室 庄下くんの福岡県醤油醸造協同組合インターンシップレポートをお届けいたします。

東京農業大学 短期大学部醸造学科 調味食品学研究室 2007年の春に卒業。現在は、こちらの研究生として頑張っている庄下くん。在学中の昨年、インターンシップへを体験。

実家は、三重県で醸造業を営んでいることもあり醸造学科に入学。
三重県出身の庄下くん、三重県では名古屋が近いこともありお味噌は豆味噌。小さいときから実家のお味噌しか食べていなかったので、大学の実習で米味噌を初めて見てビックリ。味も豆味噌と随分違うことにも大変驚いたそうです。

ご実家は庄下糀屋「穂原味噌」が主力商品だそうです。三重県の道の駅でも販売されているそうです。また、下記の三重県の地産地消のサイトにも掲載されていましたのでご紹介しておきます。
https://www.chisan-chisho.net/mie/bin/main/bbs.cgi?c=484

クイズはもちろん、お醤油に関するクイズです。

庄下くんが行ったインターンシップ先は、1回目の中村くんと同じく「福岡県醤油醸造協同組合」。こちらに1週間お世話になりました。

まずは、福岡県醤油醸造協同組合についての説明。今回、インターシップに行って、驚いたことは、予め工場の説明は聞いていたものの、現地に行って見た工場の大きさだったようです。想像以上だったとか。

長期熟成酒にも「おり」と呼ばれるものができると、以前番組でもご紹介しましたが、お醤油にも「おり」ができるということ、通常はこのおりを取り除くために1週間時間がかかるのですが、こちらの工場にある膜ろ過装置を通せば翌日出荷できるという。少し専門的なお話も披露してくれました。

ところで、実家は味噌屋さんなのにインターンシップは何故お醤油だったの?と聞いてみました。お醤油について研究しているのはもちろんのこと、実家でも手作りのお醤油を将来作ってみたいと思ったからだそうでです。

工場の先輩方のは、どんな質問にもやさしく答えてくださり、とても勉強になり、お醤油を作っている先輩の方々の姿はとても楽しそうに見え、今回のインターンシップで、ますますお醤油やお味噌が好きになったようです。

この続きは、6月30日(土)エフエム世田谷の放送を聞いてみてくださいね。

ちなみに、10月1日ってお醤油の日って知っていました?2006年9月に行われた「第34回全国醤油品評会」で、福岡県醤油醸造協同組合さんは、「本醸造特級ふくおか」では総合食料局長、「ふくおか・さいしこみ」は、優秀賞を獲得されています。
posted by 農業研 at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生のラジオ出演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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