2017年08月12日

世田谷で採れる旬の野菜とおいしい食べ方を学ぶ体験教室2017レポート2

7月22日(土)、東京農業大学「食と農」の博物館で
「世田谷で採れる旬の野菜とおいしい食べ方の体験教室」を開催しました。

【主催】特定非営利活動法人農業情報総合研究所
【共催】東京農業大学「食と農」の博物館

第8回は、世田谷の野菜と「しょう油」がテーマでした。世田谷の野菜と、採れたての野菜をしょう油を使っておいしく食べようという企画でした。

世田谷の農業については、教えて下さる先生はJA世田谷目黒の職員さんです。
おいしい野菜が採れる農地が残っていること。農地の減少についても教えていただきました。
子どもたちは、スライドを見ながら世田谷で採れる野菜について学びました。

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この日、農家さんのところから採れたての野菜を持って来てくださいました。おいしそう〜。

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続いて、東京農業大学短期大学部醸造学科の舘 博先生に、「しょう油」についてお話を聞きました。
舘先生はしょう油の研究をされていて、日本一のしょう油博士としても有名です。

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しょう油がどうやってできるのか。しょう油の香り、原材料、麹菌についてクイズを交えながらお話してくださいました。しょう油造りに欠かせない麹菌、乳酸菌、酵母菌を子どもたちに見てもらいました。

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醸造学科の学生が作ってくれた「もろみ」も見ることができました。「もろみ」はしょう油になる途中の状態の物です。子どもたちは興味深々。もろみを食べた子どもたちは「しょっぱい!!」とびっくりして持参した、お茶をごくごく飲んでいました。飲んだ後「しょっぱいけど、おいしいね」と感想をもらいました。
醸造学科の学生のみんな、本当にありがとう!!

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この後は、しょう油使った簡単調理・試食を行いました。
焼きトウモロコシ、トマト素麺、ズッキーニにバター醤油炒め。
子どもたちには、トウモロコシに、しょう油を塗ったり、トマトをざく切りに挑戦してもらいました。
思っていた以上に、トマト素麺が大人気でびっくりしました。

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最後は、九州の橋本醤油さんの「たまごごはん専用」しょう油
http://www.tamagosyoyu.com/
キッコーマンさんの「たべるしょうゆ さくさくしょうゆ」をプレゼントさせていただきました。
https://www.kikkoman.co.jp/products/product/K054500/index.html

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この講座の様子は、東京農業大学「食と農」の博物館ブログに掲載されています。
ぜひ、ご覧ください。
http://nodai.cc-town.net/modules/nmblog/categories.php?mode=show&category=41
posted by 農業研 at 11:19| 都市農業:食育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする