今回、講座にご協力いただいたのは渡邉文雄先生(東京農業大学生産環境工学科 地水環境工学研究室 教授)、鈴木伸治先生(東京農業大学生産環境工学科 地水環境工学研究室 准教授)です。この講座では、子どもたちにお米作りを通して世界の環境を考えるもらうことを目的としました。
http://www.nodai.ac.jp/syokutonou/recentNews/detail.php?new_id=556
まず、渡邉先生から、「お米作りから世界の環境も考えてみよう」というテーマでお話をしていただきました。乾燥地とはどんなところなのか。沙漠、砂漠。いろいろな沙漠があることもわかりました。また、お米を作るのにどのぐらいの水を使うのを使うのか。アフリカでネリカというお米が作られていることも教えていただきました。
続いて、手作りのお面をつけた農業戦隊アグレンジャー(東京農業大学生産環境工学科 地水環境工学研究室所属学生)の登場です。アグレンジャーから、お米クイズを子どもたちに出題。保護者の方も一緒にクイズに参加してもらいました。クイズは、地水環境工学研究室所属学生のみんなが考えてくれました。よく見ると、お面の色と服の色まで合わせてくれていました。
このあとは、鈴木先生から「畑の土と水」についてお話を聞きミニ実験を行いました。
1メートルもある長いストローをペットボトルのジュースに差し込みジュースを吸い上げます。土の中に吸い込まれた水を吸う植物の力を体験してもらおうという実験です。
最後は、お待ちかねの試食です。4種類のお米を食べ比べてみました。日本米、ダーワット(ケニア産)、ネリカ(ウガンダ産)、ムエア(ケニア産)とケニアの主食である「ウガリ」。ウガリはトウモロコシの粉をお湯で溶いたもので、現地での主食として愛されているそうです。
講座を開催するにあたり、東京農業大学「食と農」の博物館スタッフのみなさん、渡邉文雄先生、鈴木伸治先生、そして地水環境工学研究室所属学生の皆さん、ご協力誠にありがとうございました。講座の様子は、東京農業大学「食と農」の博物館にも掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
http://nodai.cc-town.net/modules/nmblog/categories.php?mode=show&category=41