10月23日、東京農業大学「食と農」の博物館で「楽しく学ぶしょう油講座」
〜しょう油博士と一緒に、ききしょう油にチャレンジ〜レポートNO.27ダイジェスト版(1)
講師は、しょう油博士 舘博先生(東京農業大学 短期大学部 醸造学科教授)にご協力いただきました。
舘先生は、2010年「醤油功労賞」受賞。万能調味料であるしょう油の謎を解くため、研究一筋40年、自他ともに認める「しょう油博士」。著書に『しょうゆの絵本』(農山漁村文化協会)、『しょうゆが香る郷土料理』(日本醤油協会)など。
舘先生から、しょう油作りに欠かせない麹菌、しょう油のルーツ、種類と違いについてお話していただきました。現在、最先端のしょう油ということで、身体に優しいしょう油や粉末状のしょう油なども紹介くださいました。
続いて、しょう油の官能検査を行いました。しょう油の造りには、本醸造方式と混合方式があります。
ご存じない方も多かったようです。当日、参加者の皆さんにも配布しましたが「しょう油情報センター」のパンフレットに、造り方の違いが詳しく書かれています。
販売されている醤油は「本醸造方式」と書かれているものがほとんどです。
透明のプラスチックのカップにA・B・Cと書いたしょう油を皆さんにお配りしました。3つのうち、ひとつだけが違うのが混合方式で造られたしょう油です。それを、当ててもらおうというものです。皆さん、真剣にしょう油の味を確かめていました。
今度は、ききしょう油にチャレンジしていただきました。用意されたのは5種類。「濃口、淡口、再仕込、溜、白」の5種類。色、におい、味の違いを確認していただいたあと、豆腐、かまぼこに5種類のしょう油をつけて試食していただきました。各テーブルの皆さんで味の違いを楽しんでいただきました。
続きは、NO.27ダイジェスト版(2)へ
2016年11月23日
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