前回も書きましたが、燗も温度によって呼び方が違っているのですが、その中でもぬる燗という温度で頼むと、最初の一口、またその次、そして最後の方と、においや、味が微妙に変わるのが面白いですよ。
以前、日本酒(純米酒)を頼んだら何も聞かれず冷やしたお酒を店員さんが持ってきたのですが、しばらくして同じお店に行き日本酒を頼んだら、「飲み方はどうされますか?」と尋ねられました。飲み方を聞かれるとは・・・。このお店もやるね〜と、ちょっと嬉しくなりました。
私達の席から、ちょうど店員さんが日本酒を用意しているのが見えたのですが、電子レンジではなく、「錫のちろり」を使っているのが見えました。ちなみに、錫は熱伝導率が高く、お酒のうまみを引き出すそうです。
また、別のお店でも当たり前のように、「ぬる燗ですね。」と、さらりと用意してくれました。お店の方にとっては、面倒なのでしょうが、こうして対応してくれると嬉しいですね。ちなみに、このお店の店員さんは、日本酒にはかなり詳しかったなぁ〜。
東京では、少しずつこんなお店が増えてきたのかな?と感じています。
錫のちろりが気になった方はコチラをご覧ください。
http://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=262
ラベル:純米酒 燗 農業情報総合研究所


