★(有)あぐり / 金亀建設(株)の事例インタビュー
昨年、大学の先生のご紹介で農業生産法人(有)あぐりさんにお会いしました。そのときは、立ち話程度でしたが機会があればもっと深くお話を聞いてみたいと思っていました。
お会いした(有)あぐりさんは、愛媛県の建設会社が2000年秋に立ち上げられた農業生産法人。農業へ各業界が異業種進出しているなか、建設業の技術、人材が農業にどのように活用されているのか?栽培面積や、実績など立ち上げから現在までの取り組みに大変興味を持ちました。
偶然、年明けに東京にいらっしゃる時間があるということだったので、スタジオにお越しいただきお話をお伺いすることになりました。
スタート当時から、地域の休耕地や担い手不在の農家から田んぼを借り、脱農薬、脱化学肥料というチャレンジ。農薬・無化学肥のお米作りは、今ではそれほど珍しくない取り組みですが、当時はまだまだ珍しい取り組みで近隣農家の方々とのトラブルや、慣れない作業など大変なことも多かったようです。
夏の作業では、陰がない田んぼや畑での日ざしの下での作業には、社員の方々もゲッソリ痩せられたとか。
あらためて、農家の方の大変さを実感しながらコツコツ継続。後継者のいらっしゃらない方や、建設業のノウハウを活用しつつ、近隣農家の方々にも少しずつ認めていただきながら、スタートから5年後には、60アールから約42ヘクタールの土地を耕作。
この取り組みは、建設業界からも注目を集めおり、平成17年度には、農林水産省 立ち上がる農山漁村 平成17年度選定事例に選ばれました。
http://www.maff.go.jp/tatiagaru/H17list.htm
そんな(有)あぐりさんの取り組みの続きを聞いて見たい方は、
2月17日(土)に放送されるエフエム 世田谷のラジオを是非聞いてみてくださいね。
以前、このブログでご紹介させていただきました記事もあわせてご覧ください。
愛媛県からのお便り
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/27062154.html
愛媛からのお便り(コシヒカリ)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/27492660.html
2007年02月14日
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