読んだ?と、新聞、雑誌を見せてくれました。
エタノールの使用増加・・・
さとうきび、とうもろこしの価格急騰・・・
砂糖の価格も世界的に高騰・・・
う〜ん、、、と考えこんでいたら、ダンナさまが下記の
とおり、文章にまとめてくれましたので、それをそのま
ま掲載することにしました。(笑)
先週土曜日の日経夕刊「エタノール価格高騰」
や、1/30号の日経ビジネス「砂糖の特売が消えた」
などより。
原価価格の高騰により、代替燃料としてのエタノールの
使用が増えている。このため、エタノールの原料となる
さとうきび(ほかには、とうもろこし)の需給が逼迫し、
砂糖価格が世界的に高くなっているとか。
砂糖(粗糖)価格は、1年前1ポンド8セントだったも
のが、今年1月14セントに。
また、エタノール価格は、1年前1ガロン1.2ドルだ
ったものが、現在2ドル台半ばに。
(各ニューヨーク先物市場。)
さとうきびの貿易量については、ブラジルが3割を占め
ているそうなのですが(ということは価格影響力も)、
供給は降雨不足の影響を受けており、また、エタノール
使用車の先進国です。
また、ブラジルに次ぐ、貿易量を有する
(輸出シェア8.8%)タイについても、砂糖はほとん
ど儲けの出ないことから、天然ゴムへの転作を進めてお
り、供給量は減っています。
経済成長著しいインドは、世界第2位の砂糖生産国で、
かつ、世界第1位の砂糖消費国なのですが、250万ト
ン近い(2003年)砂糖を輸入する国となっています。
ちなみに、砂糖の日本国内の自給率は34%とか。
輸入砂糖に対する価格競争力はほとんどありません。
もすかすると、菓子や飲料の価格への転嫁があるかも
しれませんね。
世界的な資源高と、人口増加・所得増加から逃げられな
いという感じですねぇ。