東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科 北田先生から、お声がけをいただき、2009年度「都市農村経済コース特別講義」を担当させていただきました。受講してくれたのは、東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年生です。
今回で3回目の担当となりましたので、講義だけではなくグループにわかれて話し合ってもらい、発表してもらうといった時間をとってみました。みんなどんなふうに感じてくれたのかな?
この講義レポートを北田先生からいただきましたのでご紹介させていただきます。レポートは、私の方で一部編集をさせていただきブログにアップしています。文章のつなぎがおかしいところがあるかも知れませんがご了承ください。なお、このブログへアップするにあたっては、東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科の先生方の許可をいただいています。
2.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
この講義でFM世田谷ラジオというのものがあったことにびっくりした。この番組に農大生がたくさん出ていて、世田谷区の住民たちに農大や農業・食料についてもっと知っていただく機会であるので良いことだと感じた。
地場野菜を給食に使うことで小学生たちにも地元の良さを伝えることができ、自分の家の近くで獲れた野菜が給食に使われることは地産地消になっていいことだと思う。
私が住んでいるさいたま市も講師の植村さんのような方がいて、今注目を集めているといってもいい農業についてのリポートをラジオなどのメディアを通して私たちに情報を発信して欲しい。
講義の後に行った4人チームでの発表は難しかった。いざ自分が情報発信者になってみて他の人に自分の学科の強みをどう表現してよいかわからなかった。
今回の講義でわかったことは、ラジオなどのメディアにより情報を伝えることで農業にもっと関心をもってもらい、都市と農村の情報をつなぐ役割をこれからもっと強めていくべきだ。
1.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
最初は正直、ただ単に農業のことをラジオ番組のネタにして、おもしろおかしくやっているんだろうと思っていました。しかし、植村さんは農業情報総合研究所というNPOの理事長をしていらっしゃったり、僕ら農大生よりも豊富な知識をもっていることが伝わってきました。
また、ラジオ番組のほうも、大学生の有志の方と始められたこともあって、良い意味で目線が低くとてもおもしろそうな内容でした。早く一度聴いてみたいと思っています。わたしが一番興味を持ったのは、ラジオを通じて都市と農村の情報伝達や情報交換を行っていることです。
現在、地方が見直されており、これからは「地方の時代」に突入したと私は考えています。これから突入するであろう地方の時代は、人口が減少していく日本において地方自治体同士が住民を奪い合う、都市間競争の避けられない時代になるでしょう。そのような中で、植村さん達が行っているなラジオを通じて都市農村間の情報伝達・情報交換は、農村の人々にとっても都心の人々にとっても、大きな役割を果たす可能性を持っているのではないかと、私は思いました。
その良い例が、茨城県大子町と世田谷区オール世田谷おやじの会の交流だと思います。(一部割愛)都会ではとうてい経験できないようなものばかりで、子どもたちの見識も広がり貴重な体験ができます。さらに、私が注目したのは大子町の方々の変化です。(一部割愛)このように、町に活気がでるのはコミュニティ再生や町おこしの観点からもとても重要なことであります。
また、この大子町とオール世田谷おやじの会の交流は都市側からのアプローチというものも今後活発になっていくでしょう。都市と農村の交流に、ラジオというメディアが何かしらのかたちで協力できれば素晴らしいことだと思います。
2010年04月06日
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