☆1回目 「話題の長期熟成酒(古酒)について」
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/39478243.html
☆2回目 「海外で大人気の長期熟成酒(古酒)」
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/40224241.html
長期熟成酒研究会では勉強会やイベントを開催されています。ご出演のあと何度かご案内をいただいていました。今回、久しぶりにイベントに参加してまりました。
長期熟成酒研究会イベント 秋を彩る熟成古酒2009
=東京オリンピック(1964)時代の熟成古酒を飲む!=
イベント会場は、東京竹橋にあるKKRホテルで開催されました。受付で写真のシールが配られました。会場内に入るとシールを上着のどこかに貼り付けておきます。
このシールは、平成12年に長期熟成酒研究会のロゴマークとして制定されたそうです。ロゴマークは、「酒(壷)」を表す古い象形文字が、熟成を表す「熟」の文字を包み込むデザインとなっています。
詳しくは長期熟成酒研究会のホームページをご覧ください。
http://www.vintagesake.gr.jp/mark.htm
今回、長期熟成酒研究会のご協力によりイベントが始まる前に、長期熟成酒研究会 本郷顧問、そしてイベント会場に出品された蔵元の方にインタビューに協力していただきました。
インタビューにご協力いただいた蔵元さんは以下の通りです。
達磨正宗 (資)白木恒助商店、百々登勢 兜沍屋、東力士 鞄崎酒造、初孫 東北銘醸梶A龍力 竃{田商店さんです。みなさま、イベント前のお忙しいところご協力ありがとうございました。
写真が東京オリンピック(1964)時代の熟成古酒です。熊本県 千代の園酒造のお酒です。これ、利き酒するのに別途料金が必要でした。
顧問のお話によると、これだけ古いお酒は本当に貴重だそうです。この試飲を目当てに来られた方は、珍しからと会場にいた多くの方が試飲されていました。
この日、いつもラジオ番組でお世話になっている東京農業大学短期大学部 醸造学科 舘先生が乾杯の挨拶をされました。舘先生がお酒の利き酒をされていたので少し試飲させていただきました。こんなに古いお酒を飲んだのは初めて。ちょっとドキドキしますね。
写真の右が東京オリンピック(1964)時代の熟成古酒。左が百々登勢 兜沍屋さんの30年熟成酒です。2つとも琥珀色になっていますが、右はかなり濃い色なのがよくわかります。私は、百々登勢30年熟成酒がおいしいなーと思いました。
2007年4月番組にご出演いただいた際、本郷顧問から長期熟成酒をいくつかいただきました。そのときは気付かなかったのですが、今回のイベントでは純米酒熟成酒と吟醸熟成酒の味が違うことがわかりました。お話によると純米酒熟成酒が増えつつあるとのことでした。
たまたま同じテーブルに、女性が2人で参加していたのでお話を聞いてみました。このイベントはホームページを見て参加を申し込んだとのこと。参加理由は、いろいろな熟成酒が飲めるからと話していました。
よく見ると、受付で配られた資料に目を通し商品の特徴や、おすすめのおつまみも実際にあわせてながら熱心に試飲していたのでびっくり。なんと、熟成酒の燗酒にもチャレンジしているではありませんか。う〜ん、かなり通なお二人のようです。
試飲はおちょこではなくグラス。量が飲めない私は、彼女たちと一緒にお酒を少しずつわけあいながら試飲させていただきました。おかげで、いろいろな熟成酒を試飲することができました。会場でご一緒した女の子たち、ありがとうございました!
チャレンジできなかった熟成酒は次の機会を楽しみにしていたいと思います。みなさん、おいしい熟成酒ごちそうさまでした。
さて、長期熟成酒研究会 本郷顧問、そしてイベント会場に出品された蔵元の方々のインタビューは、FM世田谷「農といえるニッポン!」ゲストコーナーで、11月28日(土)、12月7日(土)に放送される予定です。お楽しみに!
http://www.agranger.jp/radioguest1.html