2009年11月10日

183回住総研 江戸東京フォーラムレポート

091107-2.jpg先日、東京農業大学で開催された第183回住総研 江戸東京フォーラム 世田谷の農地を活かす−農・食・住−に参加してまいりました。

江戸東京フォーラム下記の記事も合わせてご覧ください。
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/131613758.html

第1部では東京農業大学百周年記念講堂にて、東京農業大学 教授 進士 五十八先生の基調講演。第2部は東京農業大学1号館4Fメディアホールに会場を移し、4名の方による事例報告の後、パネルディスカッションが行われました。

・大塚農園 大塚信美氏
・大地を守る会・オーガニックカフェ 長谷川 満氏
・世田谷区都市農地課 斉藤 幸夫氏
・横浜国立大学 藤丘 泰寛氏

コメンテーター :法政大学 陣内 秀信氏
コーディネーター:東京農業大学 入江 彰昭氏

091107-3.jpgコーディネーターは、ラジオ番組のインターンシップレポートでお世話になっている、東京農業大学 短期大学部 環境緑地学科 入江先生でした。

大塚農園 大塚さんは自分の畑でとれた大蔵大根を持参され、これまで世田谷で農業を行ってきたことについてお話されました。

休憩時間には、大塚農園の大蔵大根の試食も行われました。私も大蔵大根の試食は初めて。生でかつおぶしをかけ醤油を少しつけて食べてくださいと用意されました。大蔵大根は、みずみずしく甘みがありとてもおいしかったです。>大塚さん、ごちそうさまでした。

大地を守る会・オーガニックカフェ 長谷川 満さんからは、大地を守る会・世田谷区にオープンしたオーガニックカフェ ツチオーネ、お店や宅配などに野菜を届けている小金井、小平の生産者の方をご紹介。そのほか、都市農業の大変さ、後継者や相続税の問題などについての報告が行われました。

世田谷区都市農地課 斉藤 幸夫さんからは、世田谷区農業振興計画の紹介、横浜国立大学 藤丘 泰寛さんは、横浜にある都市近郊農地を活かした農菜園付きコーポラティブハウスの事例についての発表でした。

091107-6.jpg4名の方からの発表は、とても興味深お話ばかりでした。このあとパネルディスカションが行われました。

都市農業については、私もいろいろ取材などさせていただいておりますが、まだまだ知らない事例や、現状、問題などを知ることができました。

フォーラム終了後は、入江先生のお声掛けで関係者のみなさんとの懇親会に参加させていただきました。お食事は、発表を行われた大地を守る会・オーガニックカフェ ツチオーネのケータリングでした。

写真を撮り忘れたので、オーガニックカフェ ツチオーネにケータリングの食事が掲載されているのでご覧になってみてください。
http://www.daichi.or.jp/cafeblog/

以前、取材でお世話になったときツチオーネのランチをいただいたのですが、ケータリングの食事もとってもおいしかったです。>ツチオーネさん、おいしいお食事ありがとうございました!

大地を守る会 長谷川さんから、ケータリングのオータムポエム、卵が白いわけ、サトイモのほか、シソの残留農薬について食事をいただきながらお話聞かせていただきました。

2009年2月に入江先生と研究室の学生さんたち14名で、板橋区の保育園で自主制作“サクサクひまわりプロジェクト”という環境劇にチャレンジしました。

懇親会では、このプロジェクトに参加してくれた学生、そしてラジオのインターンシップレポートに出演してくれた学生のみんなに会えたのが嬉しかったです。みんな元気に頑張っているようでした。

環境劇“サクサクひまわりプロジェクト”は、東京農業大学短期大学部
環境緑地学科ブログに掲載されています。あわせてごらんになってみてください。
http://www.nodai.ac.jp/j_env/original/news/090220.html
posted by 農業研 at 22:26 | TrackBack(0) | 都市農業:イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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