2009年06月05日

東京農業大学プロジェクト「山梨県小菅村 源流大学」

2008年9月20日・27日、FM世田谷「農といえるニッポン!」ゲストコーナーに、東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 教授 宮林先生がご出演してくださいました。
http://www.agranger.jp/radioguest1.html

宮林先生からは、東京農業大学森林総合学科、森林政策学研究室紹介と、文部科学省現代GP採択多摩川源流大学設置による地域再生プロジェクト 山梨県 小菅村での活動について紹介していただきました。

今回は、東京農業大学 学習支援課 小菅村事務局 石坂慎悟さんをお迎えして、山梨県小菅村での具体的な活動についてお話を聞かせていただくことになりました。

平成18年度、文部科学省の現代GPに採択されたこのプロジェクトは、平成20年度で助成金が終了。1月31日には、シンポジウムも開催されました。今年の春からは、農大の独自予算で源流大学の運営をスタート。現在、他の大学に声をかけ、農大生のみならず地域で農林業、食文化に興味のある学生も受け入れているそうです。

シンポジウムレポートはこちら
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/113629305.html

さて、小菅村事務局を担当されているので石坂さんは小菅村の出身ではありません。どうして、こんなにも小菅村に詳しいのでしょう?

石坂さんが学生だった2004年。小菅村森林ボランティア活動に農大の先生とともに参加。このとき、初めて小菅村に行きました。その後、一旦就職はするものの農大の先生からお誘いを受け、事務局を担当することになったそうです。不思議なご縁ですねー。

現地で学生のみんなはどんな体験をしているのでしょうか?こちらは源流レンジャーの学生のみんなからもレポートをしてもらいましたが、農業では畑の開墾、林業の方は間伐。山から木を下ろして薪にしたり、木工作業など。地域の食文化 昔ながらのうすときねでこんにゃくだまをつぶしてこんにゃくを作り、食べるといった作業にチャレンジしています。今年も、新しい取り組がいくつかあるそうです。

今年の秋には東京農業大学「食と農の博物館」で、多摩川源流大学展
〜あなたの暮らしのそばにも源流はあります〜が開催される予定です。
http://www.nodai.ac.jp/syokutonou/index.html

展示期間 平成21年10月17日(土)〜平成22年3月21日(日)
http://www.nodai.ac.jp/syokutonou/event/tenji.html#091017tamagawa

この展示期間中、学生たちも展示の一部企画に参加。展示期間が長いので、土日に楽しいイベントなども企画を予定。関連イベントとしては、年越しそば打ち体験、郷土食試食体験会、きおび、竹かご編み体験、学生イベントデー 農大朝市、Cafe Petit Radish(カフェ プチ ラディシュ)共催企画 。その他小菅村を食べよう!キャンペーン、物品販売なども予定されています。
http://www.nodai.ac.jp/syokutonou/event/index.html#tamagawa_event091017

その他、学生だけではなく、一般の方々も山梨県 小菅村に行って体験できる講座も開講されました。

■6/27・28 小菅の投網、川虫を拾って観察、いちからはじめる渓流釣り体験

■8/22日・23日 ファミリーキャンプ
小菅の大自然の中で巣箱、炭やき、バームクーヘンを作ったり、お父さん向けのアウトザ・クッキングなど企画しています。FM世田谷聞いたよ!と言っていただけると、〜むふふ〜 何か特典があるかも!?

ご興味のある方は、農大エクステンションセンターまでお問い合わせください。http://www.nodai.ac.jp/outline/extension/index.html

この続きは、6月6日(土)に、FM世田谷「農といえるニッポン!」で放送される予定です。お楽しみに!!
posted by 農業研 at 23:50 | TrackBack(0) | 農といえるニッポン! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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