講義が終わったあと、熊井先生が講義を受けた学生のレポートをとりまとめてくださいました。いただいたレポートを見てみると、みんなA4の用紙いっぱいに思い思いの感想を書いてくれていました。ぜひ、みなさんにも見ていただきたいと思ったのですが全部アップするのは難しいので、私の方で一部編集をさせていただきブログにアップすることにしました。(一部、文章のつなぎがおかしいところがあるかも知れませんがご了承ください。)
なお、このブログへアップするにあたっては、東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科の先生方の許可をいただいています。さて、私の特別講義を聞いて学生のみんなはどんな風に感じてくれたのでしょうか?みなさんも、ぜひご覧になってみてください。
21.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
私は、特に子供たちに食育を教える取り組みは素晴らしい発想であると思う。地場野菜を使って見学などをさせて、子どもたちに野菜に興味を持たせて好き嫌いをなくさせるなんて画期的で、このような取り組みが全国に広まればよいと思う。ラジオを通じこのような取り組みをもっと広めていってほしい。
22.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
私は、NPO農業情報総合研究所 植村春香さんの講義を聞くのはこれで2回目になる。1回目は公開講座の時である。公開講座の時とは内容が異なり、今回は実際に取材から見えてきた都市と農村を、取材事例を挙げながらの講義だったため、また違った形で聞くことが出来た。
私が、一番印象に残ったことは、地場野菜を使った給食という取り組みのところである。この地場野菜を使った給食には、一時は姿を消したが復活を遂げたという大蔵大根や下山千歳白菜、群馬県川場村のりんごなどを使用している。繋がりは、目に見えないところにあるのだと思う。
私は、まだFM世田谷「農といえるニッポン!」を聞いたことがない。しかし、今度機会があったら聞いてみたいと思う。情報発信の大切さを改めて実感した講義だった。
23.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
世田谷の大学に2年と半年通学しているのに世田谷区の伝統野菜や、小学校の食育の取り組みをしていたことなどまったく知らなくて驚きの連続だった。そのなかで、特に感心したことは、世田谷区の地場野菜を使った給食と、東京農業大学短期大学部 栄養学科・醸造学科が用賀小学校で食育の取り組みについてという項目だ。
小学生だと、現在日本の食料自給率がおかれている厳しい立場に関心がないと思うが、今の小学生がもう少し大きくなり食料の現状が理解できるようになったとき、このような経験は生きてくると思う。小学校の先生は大変だが継続していってほしいと思う。
農大の短期大学部 栄養学科・醸造学科が小学校で食育の取り組みをしているなんて知らなかった。スライドを見て子どもたちや、大学生が楽しそうにしているのがわかって、自分も混ざってみたいと思うし、学科でこのような活動があることがうらやましく思う。経済学部でも食育に関することにおいて小学校で活動してほしいと思った。経済学部ならではの食の見方があると思う。子どもより母親の方が強く関心があるのだから、大人向けの食セミナーのようなものを開くのはどうだろうか。
現在は食の安全性がよく騒がれて多くの人が興味関心をいだいているから、ぜひ経済学科でも野外活動してほしいと思う。
24.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
ラジオで何かを伝えていくということは本当に難しいことだと思う、いつ聴いているかわからないし、農業などについてあまり詳しくしてしまうとリスナーは離れていってしまう、その調節が難しいのではないかと思った。
25.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
この講義を受け、FM世田谷がしている活動やそれに関わっている人や世田谷区でどのようなことが行われているのか知れてよかった。
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2008年度 大学生の特別講義レポート(4)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/115710190.html
2008年度 大学生の特別講義レポート(3)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/115299400.html
2008年度 大学生の特別講義レポート(2)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/115028848.html
2008年度 大学生の特別講義レポート(1)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/114767490.html