講義が終わったあと、熊井先生が講義を受けた学生のレポートをとりまとめてくださいました。いただいたレポートを見てみると、みんなA4の用紙いっぱいに思い思いの感想を書いてくれていました。ぜひ、みなさんにも見ていただきたいと思ったのですが全部アップするのは難しいので、私の方で一部編集をさせていただきブログにアップすることにしました。(一部、文章のつなぎがおかしいところがあるかも知れませんがご了承ください。)
なお、このブログへアップするにあたっては、東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科の先生方の許可をいただいています。さて、私の特別講義を聞いて学生のみんなはどんな風に感じてくれたのでしょうか?みなさんも、ぜひご覧になってみてください。
■東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科「2007年度都市農村経済コース特別講義」レポート
21.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
今回、この講義を聞いてラジオで農業のことを話していることを初めて知りました。自分自身あまりラジオは聞かないのですが、今回の講義でラジオに対する見方が少し変わりました。
また、世田谷区は都内屈指の農業地域だということもすごく驚きました。一度、このラジオを自分の耳で聞いて今の世田谷の農業はどうなっているか知りたいです。川場村との交流は前と変わったことがあるのか、そのことについてもラジオで放送されることを期待していたいと思います。
22.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
私はメディアを使った農業の情報番組をよく見かけるようになった。特に有名なのは鉄腕ダッシュ村だと思う。また、深夜番組でも若いアイドルが農業をするという番組を見たことがある。
今回の講義で、世田谷区で大学生がラジオで農業のことを話す番組があることを知った。私が驚いたのは農学部の学生が農業戦隊を結成していたことである。最近では食の安全に関してさまざまな問題が発生している。これらをふまえるとさまざまな食の情報を伝達することはとても重要なことだと思う。さらに、食の安全などは一般消費者が一番知りたい情報かも知れない。
この番組は地方の農業の情報も提供している。農村と都市との情報交換がとても大事と思える。やはりメディアを使って全国的な規模で国民に農業への意識を高めていくことが大事なのかも知れない。
23.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
農業における後継者不足問題・食の安全性が心配されている今日、ラジオを通じて正確な情報提供を行うことは、とても重要なことであり大きな役割を果たしていると言えるであろう。
24.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
今回の講義を聞いて感じたことは、自分はまだまだ農業の知識や情報が少ないのだと感じた。授業では少しは農業について勉強しているが、それはまだ表面の部分だけで、もっと深く農業について学びたいと思った。
そう感じたのは、食品偽装問題が起こったが、その時に自分自身が食や農業のことをほとんど知らず、何も対処ができなかったというところにある。自分は新聞やニュースをあまり見る方ではない。だから、情報を得ることがあまりできていなかったように感じる。それは、自分だけではなく、他にもこういう若者は多いと思う。そういうひとたちや、あまり農業に関心のない人たちにとって「農といえるニッポン!」というラジオ番組はすごく興味深いものだといえると思う。
また、学生による体験レポートなど同じ学生の自分にはすごく親近感がもてるようになっている。これからの農業を発展させていくには、若者の新しい考え方や力が必要になっていくと思う。そういうことに早く気づき、いち早く行動に移してきた植村さんは素晴らしいと思う。また、自分たち学生も、これからの日本の農業は自分たちが新しいものをつくっていかなければいけない、という責任感をしっかり持たなければいけないと思った。
25.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
今回の講義を聞き、世田谷区の農業や、FM世田谷の番組にて農業を取り上げていることが分かりました。ラジオで情報発信しており、農業戦隊というチームが大学で学んだことや活動について話すコーナー、農・食・環境の分野における専門家をゲストに招くコーナーなども行っているなど活発に動いていることを知りとても良いことだと思いました。
今回、私が感じたことは日本の人々の農業の認識を高めていくためにはラジオなどの情報発信をうまく利用することが大事ではないかと思いました。生産者と消費者の関係では講義の中でも話があったが、今後の企業と消費者の関係もこうあるべきではないかと思いました。
これからはテレビだけではなくラジオにも興味を持ち、私の住む世田谷の発信するFM世田谷をこれからも聞いていく必要があると思いました。また、少しでも農業に関心のある人には聞いてもらいたいと思いました。これからも幅広い活動をしてもらいたいと思う。
レポート6へつづく〜。
2007年度 大学生の特別講義レポート(4)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/112482761.html
2007年度 大学生の特別講義レポート(3)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/112284098.html
2007年度 大学生の特別講義レポート(2)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/112100055.html
2007年度 大学生の特別講義レポート(1)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/112065372.html