東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科 熊井先生からお声がけをいただき、2007年度「都市農村経済コース特別講義」を担当させていただきました。受講してくれたのは、東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年生(現在の4年生)です。
講義が終わったあと、熊井先生が講義を受けた学生のレポートをとりまとめてくださいました。いただいたレポートを見てみると、みんなA4の用紙いっぱいに思い思いの感想を書いてくれていました。ぜひ、みなさんにも見ていただきたいと思ったのですが全部アップするのは難しいので、私の方で一部編集をさせていただきブログにアップすることにしました。(一部、文章のつなぎがおかしいところがあるかも知れませんがご了承ください。)
なお、このブログへアップするにあたっては、東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科の先生方の許可をいただいています。さて、私の特別講義を聞いて学生のみんなはどんな風に感じてくれたのでしょうか?みなさんも、ぜひご覧になってみてください。
■東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科「2007年度都市農村経済コース特別講義」レポート
16.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
私はラジオを聴く人間であるが、FM世田谷の番組がある事に驚いた。そのラジオは、「農といえるニッポン!」であり、大学生の受発信の元で行われている。
情報の出し方については、いろいろな場所やたくさんの人たちと触れ合って、情報を収集しなければならないのである。であるため、大学生やいろいろな地域の人達と参加してもらいたいと、植村さんの本心が伺えた。私は田舎の良いところと都会の良い所をお互いに認識して、少しでも距離を縮めて欲しいと思う。また、講義を聞いてラジオ番組を聞いてみたいなと思った。
17.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
今回の話を聞いて、この活動の重要性を実感させられました。リスナーからの反響も多く、いろいろな人たちが農業・環境に対して興味を持ち、真剣に向き合っているんだなということがわかりました。今後、農業や環境などを真剣に考え、行動を起こしていきたいと考えるようになりました。
18.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
私は今回の講義を聞くまで、エフエム世田谷という地域にラジオがあることを知りませんでした。農業についての地域の取り組みや、地方の取り組みなどを知ることができ、食の安心・安全について問題になっている現代において、非常に関心を持つことができました。
また、農業戦隊の活動として、農業を学んでいる学生の視点から農業を見るというのは面白いと思いました。私の先輩も、この活動に参加しています。 学生だから言えることは、消費者にとっては身近に感じることができる思います。
地域密着型の情報発信をうまく使い、小さな取り組みなども積極的に取り上げてもらいたいと思います。また、生産者側からのアプローチも重要と思うので、農作物のPRを促すような取り組みも行えたら、より一層地方と都市の間の情報が行き来できるのではないかと考えました。
19.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
私が日々の生活の中で食事の際に「この食べ物は大丈夫なのか?」と不安に思うことがある。ニュースなどでもたくさん取り上げられているが、偽装問題、消費期限切れの問題など身近な食べ物に危険が潜んでいる。このような疑問はみんなが抱いていると思う。
このような疑問を解決するために情報発信をおこなっている「農業戦隊プロジェクト」である。コミュニティラジオ番組に出演し情報発信を行っている。私はあまりラジオを聞く機会がなかったのでわからなかったが、世田谷区にもコミュニティラジオ局があり、農といえるニッポン!という番組をやっている事を知り、ぜひ聞いてみたいと思った。
20.東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科3年
今まで考えもしなかったが、確かに都市と農村を結ぶパイプ役がなかった。そこで、ラジオを通じて食・農に関する情報を発信しながら、農村に関する情報も発信し、都市と農村の交流のきっかけを与えてくれるいい取り組みだなと感じた。
農村では都市に比べてどうしても情報量の差があり、情報の発信や受信に格差が生じてしまう。その差を少しでも改善し、都市と農村の交流が活発になればいいと思う。都市でも、最近では、農業に関する事が注目されているので、食育や都市農業の手助けになる取り組みだなと感じた。
レポート5へつづく〜。
2007年度 大学生の特別講義レポート(3)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/112284098.html
2007年度 大学生の特別講義レポート(2)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/112100055.html
2007年度 大学生の特別講義レポート(1)
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/112065372.html
2009年01月12日
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