2008年11月22日

インターンシップ受入れ先:(2)(有)メンデルジャパン

ラジオ番組では、昨年度から東京農業大学 短期大学部 生物生産技術学科 藤垣教授のご協力のもと全学科の先生にご協力いただき、大学生のインターンシップレポートをお届けしています。

2007年度
醸造学科     福岡県醤油工場、長野県、群馬県蔵元
環境緑地学科   造園会社、設計会社、環境保全団体他
生物生産技術学科 農園、牧場、動物園、研究所、種苗会社他
栄養学科     企業の社員食堂、老人ホーム他

2008年度
醸造学科     富山県味噌会社、鮫川村味噌加工所、埼玉県蔵元
環境緑地学科   造園会社、設計会社、環境保全調査会社他
生物生産技術学科 農園、牧場、養豚、研究所、種苗会社他
栄養学科     これから収録予定

大学生を受け入れていらっしゃるのは、ほとんどは東京農業大学の卒業生の方々ですが、それ以外でも多くの方々が協力してくださっているとお聞きしています。2008年度からは、大学生からの体験レポートだけではなく、実際に大学生を受け入れている方々にもお話を聞いてみようと言うことになりました。

2回目は、愛知県にある(有)メンデルジャパン 専務取締役 蜷川一志さんに電話でお話しを聞かせていただきました。こちらの会社でインターンシップを体験した学生のレポートは、2008年10月18日に放送されました。(詳細は・・・まだ、更新できていません。)あせあせ(飛び散る汗)

(有)メンデルジャパンさんは、豚の繁殖に使用する人工授精に関する製造・販売をお仕事されています。諸外国では一般的な豚の人工授精。日本では、現在35%〜40%ですが少しずつ伸びているそうです。

人口受精にするメリットは下記の点があげられます。
1)雄豚、雌200頭に対応
2)コスト的に削減、雄豚スペースが不要
3)女性でもケガをしない。豚の扱いを知らない方でも扱いが簡単
雄豚を飼うスペースも少なくてすむそうです。

私たちは、何気なくお買いものにいって豚肉を買っていますが、豚の種類ご存じですか?繁殖が高いもの、子供をたくさん産むもの、お肉がたくさんとれるものなど、それぞれ呼び名があるんですよ。

最近は飼料の高騰が続いていますが何か影響があるのか聞いてみました。エサの価格高は影響が出ていて、実際に生産農場の方では経営状態が厳しく廃業に追い込まれているところも増えているようです。現在では、食品残さなどを科学的に新しいプラントを作り、より活用し生産性をあげていこうという近代養豚がスタートしているそうです。

ところで、日本の豚の自給率何パーセントかわかりますか?少し前は60%もあったそうです。ご存じでした?ところが、現在は50%をきったそうです。日本人が1年間で食べる豚の量は13kg。我が家では、豚がよく登場するのでもっと食べているかな?

さて、(有)メンデルジャパンでは、東京農業大学の学生、実験など何度か大学生の受け入れは行っていました。短期大学部の学生は昨年度から受け入れていらっしゃるそうです。

大学生を受け入れて一番心配なことや、大学生からこんなこといっぱい話して欲しいなーといったことを聞かせていただきました。

この内容は、11月22日(土)FM世田谷 農といえるニッポンで放送される予定です。ぜひ、聞いてみてくださいね。
posted by 農業研 at 23:55 | TrackBack(0) | 農といえるニッポン! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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