東京農業大学 短期大学部 醸造学科 教授 舘先生、農大一校 高大連携授業担当の先生にお話を聞かせていただきました。高大連携授業とはいったいどのような授業なのでしょか?
農大一校の先生によると、農大一校ならではの授業としてはじめて5年目だそうです。農大の施設を借り高校生たちが醤油を7ケ月かけて仕込みます。ただ仕込むだけではなく、それに関連した授業もいくつか体験するといった内容になっていて、生徒からも大人気の授業だそうです。
今回、おじゃました授業では、もろみの中に微生物がどれぐらいいるのか数えてみようというもので、微生物を培養をする培地を作るといった実験に高校生のみんながチャレンジしました。
東京農業大学 舘先生のお話によると、実際の醤油工場見学、醤油をしぼったあとはおせんべいを焼いたりするそうです。
授業は、東京農業大学 世田谷キャンパス内の教室で行われました。私が教室におじゃますると、すでに実験器具が各テーブルに用意されていました。うぉ〜、理科室!試験管にビーカーを見るのは何年ぶりでしょうか?農大一校の高校生たちは白衣を着用。みんなカッコイイ〜!
私も、先生に白衣をお借りして授業を見学。まずは、東京農業大学 短期大学部 醸造学科 お醤油博士、舘先生の講義です。内容はかなり専門的です。実験で使用する器具の使い方については、みな真剣に聞いていました。写真は無菌箱というもので、全員この無菌箱を使った実験を体験しました。
作業を終えた高校生のみんなからも、授業についての感想を聞かせてもらいました。例えば、醤油の原材料、もろみの香り、この授業を受けてみようと思ったきっかけです。みんな、元気よく答えてくれました。
どんな内容だったのかは8月30日(土)、9月6日(土)にFM世田谷で18:00〜放送されますので、ぜひ聞いてみてくださいね。
取材にご協力いただきました、東京農業大学短期大学部 醸造学科 舘先生、農大一校校長先生、高大連携授業担当の先生、本当にありがとうございました。また、農大一校の高校生のみんなインタビューに協力してくれて本当にありがとう!!