2008年06月28日

特別純米酒「門外不出」純米酒「浦霞」

080628-1.jpgとあるデパートの売り場で見つけたお酒です。門外不出?変わったネーミングのお酒だと見てみると、日本酒コンテストベスト10入賞のラベルが貼ってあります。どんなお酒だろ?気になったので買ってみることにしました。売り場の方のお話によると、「地元で消費されてしまう人気のお酒で、県外までなかなか流通しないので、このようなネーミングになったようですよ。」とのことでした。

お家に帰って、こんなお酒を買ってきたよ〜とダンナと夕食時に一緒に飲んでみることにしました。見たことのない銘柄だったので、実はそれほど期待していなかったのですが飲んでみてびっくり!えっ、おいしい〜!なんだか、すごく得した気分になりました。また、もう一度飲んでみたいお酒です。

■栃木県西堀酒造:「門外不出」特別純米酒 銘酒特選街ベスト10入賞
内容:使用原料米:五百万石 アルコール度数:15度以上
日本酒度:+4/酸度:1.6/アミノ酸:1.8 精米歩合 :55%

栃木県西堀酒造さんのホームページより
http://homepage1.nifty.com/WAKAZAKARI/
生産数量も限られ、主に地元中心に愛飲される数量だけでなくなる為に、「門外不出」という名がつきました。口当たりが柔らかで、深い味わいがあり、すっきりとした後味のお酒です。

080628-2.jpgデパートで日本酒を選んでいたら、ご年配の男性の方が笑顔で、「これと、これがおいしいですよ。」と、浦霞と、真澄を指差し薦めてくださいました。この銘柄はおいしですねーと、初対面にも関わらずお酒のお話でしばし話が盛り上がりました。

浦霞は、ダンナと外でお食事をするときにも、二人でよく飲む好きな銘柄のひとつです。外ではよく飲むけど、家で飲んだことがないので一度買ってみることにしました。

何度も飲んでいるお酒なので、まずは常温で一杯。ふぁ〜、おいしい〜。おかずによくあいます。今度は、ぬる燗にして一杯。これまた、おいしぃ〜。おちょこ一杯しか飲めなかった私も、気づけば2杯は飲めるようになっています。(笑)

■宮城県 株式会社 佐浦
http://www.urakasumi.com/
品名 : 浦霞 純米酒 720mlアルコール度数 : 15.0〜15.9度
日本酒度 : +2 原材料 : 米、米麹

〜日本名門酒会パンフレット〜より
酒造りを仕切るのは、平成元年に現代の名工として表彰された、南部杜氏の「平野重一氏」です。吟醸酒つくりの先鞭をつけた蔵の一つであることはあまりにも有名です。

『浦霞』の存在を全国に知らしめたのは、日本酒業界の関係者なら知らぬ人のいない偉大な名杜氏・平野佐五郎氏(1900〜1981)です。戦後間もなく、『浦霞』の杜氏となった平野氏は、たちまち頭角を現し、 昭和20年代から30年代にかけて全国新酒鑑評会で度々首席に輝き、全国の酒造関係者の注目を集めました。

佐五郎氏の跡を継ぎ、純米吟醸の『浦霞禅』で地酒旋風を巻き起こした
杜氏が甥である平野重一氏です。「現代の名工」にも選ばれた重一氏はいまは製造部長として、 鈴木智氏と小野寺邦夫氏という2人の杜氏を厳しさと優しさの両面で見守っています。

おいしいお酒、知らないお酒がまだまだありそうです。

posted by 農業研 at 10:54 | TrackBack(0) | 発酵:日本酒飲んだよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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