http://twitter.com/nogyosogouken
ゲストコーナー:「人・農地プラン」(地域農業マスタープラン)・青年新規就農給付金について
農林水産省 経営局 就農・女性課 課長 榊 浩行さま
http://www.maff.go.jp/j/new_farmer/index.html
https://www.facebook.com/nogyokeiei
新聞で「人・農地プラン」(地域農業マスタープラン)を知りました。もっとこの制度について詳しく知りたいと思い農林水産省に連絡をしてお話を聞かせて頂くことにしました。お話を聞き、新規就農を目指している人達、就農した若い人達に青年就農給付金といった制度を広く知って頂こう思い、農林水産省 経営局 就農・女性課 課長にスタジオにお越し頂きお話を聞かせて頂きました。

集落・地域で、「人・農地プラン」(地域農業マスタープラン)プランを作る際の進め方。
さらに、「人・農地プラン」(地域農業マスタープラン)を作成するメリット。
・政策的にさまざまな支援を用意。
1.プランの作成支援
2.スーパーL資金の当初5年間無利子化(認定農業者)支援
3.青年就農給付金 新規就農の方々に5年間 年間150万円
・経営開始型 給付額 年間150万円(最長5年間)
・準備型(研修中)給付額 年間150万円(最長5年間)
「人・農地プラン」に位置づけられている必要はありません)
4.農業法人等への支援 助成額 最大120万円(最長2年間)
「人・農地プラン」に位置づけられていない方も対象となります。
経営開始型、準備型、いずれも、就農時点で原則として45才という年齢制限があります。その他、給付金の停止、返還などの給付を受ける際の条件についてもご紹介して頂きました。詳細については、農林水産省のホームページをご覧ください。
http://www.maff.go.jp/j/new_farmer/index.html
さて、「人・農地プラン」(地域農業マスタープラン)については、各都道府県から多くの問い合わせがあるようです。3月の時点で、青年就農給付金について調査したところ、予算の想定した規模の倍の要望が寄せられているようです。さて、財源は大丈夫なんでしょうか?このあたりもお聞きしてみました。
その他、
農林水産省 経営局 就農・女性課では、魅力ある農林水産業づくりや6次産業化の推進には、地域でいきいきと活躍している女性たちの斬新なアイデアや自由な発想が不可欠です。このため、24年度から女性向けの支援施策を充実・強化していることもご紹介して頂きました。
http://www.maff.go.jp/j/keiei/kourei/danzyo/index.html
若い方の新規就農は年間1万人が定着。しかし、新規就農の3割の方が数年のうちに辞めているというデータがあるようです。この制度は、年齢制限はあるが若者の新規就農、就農した人達にとって心強い制度となるのには間違いありません。また、非農家出身、農地を持たない就農者でも就農でできるようなサポートが整っているようです。ぜひ、若い人達にこの制度を知って頂ければと思います。
農林水産省 経営局 就農・女性課の皆さま、お忙しいところご協力頂き誠にありがとうございました。