2012年07月10日

障害者の人達が生き生き働く仙台で大人気のレストラン!「6丁目農園」

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2012/7/14FM世田谷/ゲストコーナー:
障害者雇用活かした、手作りにこだわった有機野菜バイキングレストラン「六丁目農園」のレストラン経営、地元復興プロジェクト「TOUHOKU ROKU PROJECT」の紹介

宮城県:仙台市若林区 ビュッフエレストラン六丁目農園
株式会社アップルファーム 代表取締役社長 渡部 哲也さま
http://www.sprasia.com/tv/user/rokunouen/index
http://touhoku6pro.jimdo.com/

120714-1.jpg六丁目農園は野菜を中心としたビュッフエレストラン。自家菜園野菜を中心に店内にある水耕栽培プラント野菜を店内調理。100%手作りのお店です。

東日本大震災の時は、幸いにも目の前の高速道路が防波堤の役割となり、お店の1メートル手前で津波がとまりましたが横の水路から海水が張り込み駐車場が冠水。高速道路がなければ、店も津波の勢いでなくなっていたでしょうと話す渡辺社長。

六丁目(ろくちょうのめ)農園では、障害者の方を雇用しています。障害と言っても、3障害があり、精神、身体、知的障害があり、現在レストラン従業員は39名。そのうち精神、知的障害を持つ方が半々、身体障害の方は1名の方が働いています。

(写真の植物工場で出来た野菜もレスランで提供されています。)120714-5.jpg
障害者を雇用するきっかけは、義理の弟が交通事故にあい働けなくなったこと。家族の大変さを近くて見て来た経験から働く可能性のある子たちを戦力化して、経済的自立しもらい納税者になってもらいたいと思い、自分が経営していたタイ焼屋で1人の障害者を雇用することになりました。

このことが、六丁目農園のオープンへとつながっていったようです。障害者の人たちが働きやすいレストランというのを考えたとき、自然とビュッフエ形式になったと言います。障害者の方々を雇用する上で、ひとりひとりの個性、特性を見抜くというのがとても大切だそうです。我々が、その子にあう職場、ポジションを見つけてあげる。イメージとしてはジクソーパズルのように、何度も何度もパズルをあわせて見るそうです。

相手が変化するにはどうやって伝えたらいいか。伝える方が考えています。相手を思いやる。社風がそうなると社員も成長して健常者の我々が教えられる気がすると言います。

120714-2.jpg東北6県、農業の6次化、創業メンバー6人で「TOUHOKU ROKU PROJECT」を立ち上げました。創業メンバー6人で、震災後災後の炊き出し、物資を届け、被災地に赴きました。ある被災した人が「仕事がない。死んでしまうよ」と言う言葉を耳にします。

仕事はお金を稼ぐためだけど、それ以上に人の役に立ちありがとうと言ってもらえる。仕事の本質はそこにあると思う。そんな職場を我々の手でつくっていく必要があるのではないかと立ち上げたのが東北6区プロジェクト。

宮城県 名取市1200坪の土地を購入。環境、福祉、防災、モデルファームが動きはじめています。今年の9月の完成予定です。「TOUHOKU ROKU PROJECT」は、すでに30名の障害者を雇用。訓練がはじまっています。詳しくは放送を聞いてみてください。

FM世田谷「農といえるニッポン!」毎週土曜日18:00〜19:00/ 83.4MZ
・サイマルラジオ(FM大和)http://www.simulradio.jp/ (水)19:00〜5日遅れで放送

仙台駅から少し行ったところ、東インターチェンジ近くのビル1階にある野菜ビュッフェレストラン「六丁目農園」があります。お世辞にも交通の便はよいとは言えない場所なのに、地元の人から観光客まで予約がないと入れない大人気のレストラン。私が、お店に行く時もお店に確認しないと場所がわからないほどでした。お店の人が電話で、その日はすでに予約でいっぱいだと教えてくれました。仙台駅から送迎バスに乗りレストランへ。

何故、こんなにも不便な場所なのに人気があるのか不思議でしたが、お店に到着して女性に人気があるのがわかるような気がしました。店内は白を基調としていて清潔感があり、店内も明るく、座席のスペースも広く、細かいようですが女性が好きそうなお店づくりになっていました。

六丁目農園では、障害を持っている人が働いているというのはわかっていましたが、お話を聞きこれほど多くの方が働いているというのは正直驚きました。障害者の方が働く場所として、「農業」が新しい雇用として注目を集めています。私が知る限りでは、まだまだ手探り状態のところも多いようです。

農業プラス食を考えている人も多いようですが、六丁目農園のように予約がとれないほどの人気があるレストランというのは聞いたことがありませんでした。お店の宣伝もほとんど行わず、口コミだけで広がっていったようです。

ビュッフエ形式だからでしょうか。障害者の方が働いているというのはあまりわかりません。しかしレストランの裏側では、障害者の人達が一生懸命手作りにこだわった料理を作っているのです。もちろん、おいしくなければお客さんは来ません。野菜と手作り、そして味にこだわっている点が食に敏感な多くの女性に支持されているようです。

だからと言って誰でも六丁目農園のレストランが出来るかというと難しいでしょう。渡辺社長が、「健常者、障害者従業員との信頼関係がしっかり築けているからこそ、みんな一生懸命おいしいお料理を出そうと頑張る。消費者もおいしい料理には敏感です。おいしい料理だからこそ、女性のみさんの口コミで広がっていったのではないでしょうか」と教えてくれました。
posted by 農業情報総合研究所 at 23:02| Comment(0) | 農・医・福連携 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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