2012年05月23日

2012/5/26FM世田谷農といえるニッポン!東京農大醸造学科 教授穂坂賢さま

最新の情報はツイッターをご覧ください。
http://twitter.com/nogyosogouken

FM世田谷 農といえるニッポン!ゲストコーナーでは、「醸造シリーズ」をテーマに取り上げてきました。今まで、どんな人にお話を聞かせて頂いたのか一覧にしてみました。
http://kansyokunouken.seesaa.net/article/271097077.html

ゲストコーナー:〜醸造シリーズ〜 第76回目
2012/5/26 東京農業大学「食と農の博物館」、平成24年3月30日(金)〜平成26年3月23日(日)
『醸造のふしぎ』〜微生物が醸す世界展〜について。
実行委員長 東京農業大学短期大学部 醸造学科 教授 穂坂賢さま

080630-4.jpg東京農業大学「食と農の博物館」
東京農業大学「食と農の博物館」は、世田谷の馬事公苑の通りにあります。大学の長年の研究情報の発信を目的とし2004(平成16)年に開館。1Fは企画展示、映像展示、大学関連コーナー、卒業生の企業コーナー。カフェも併設されています。2Fでは常設展示、企画展示が行われています。
入場は無料。建物の設計は隅研吾氏。

2Fには、醸造科学科が収集した「日本の酒器展」が常設展示されていましたが、今回のような2年間という長い期間の企画・展示は初めてだと言います。いったいどのような展示が行われるのでしょうか。先生に教えて頂きました。

120526-1.jpg醸造の過去、現在、未来
2年間という長い期間ですがが4期にわけて展示が開催されます。
(微生物、醸造、調味料、バイオマス利用)。醸造の過去、現在、未来。これを4期にわけて展示が行われる予定です。

1期 2012.3月〜9月までは微生物、酵母、カビ、細菌、話題の麹を展示。
2期 2012.9月〜来年3月までは、清酒を中心にビール、ワイン、焼酎、そのほかのお酒の展示
3期 2012.3月〜9月まで。味噌、醤油、酢の展示
4期 未利用資源の活用、環境問題、バイオマスの利用などを予定。

例えば、廃水処理問題。微生物の働きを利用し水をキレイになっていいます。また、ゴミ問題ですが、微生物の力を借りて肥料、堆肥にすることもできます。生ゴミからエタノール、水素ネルギーなども作ることができます。これらは、東京農業大学醸造科学科で実際におこなわれている研究です。醸造といっても、本当に幅が広い研究が行われているのです。

120526-5.jpg実際に4千倍の大きさにした模型を展示
東京農業大学、短期大学部とも、醸造科学科、醸造学科は人気があるようです。最近は女性の進学も増えているそうです。FM世田谷「農といえるニッポン!」に出演してくれた学生は「菌」が大好きらしいのです。

大好きな菌について学べる授業、実習が楽しいと言います。さて、写真のこの模型なんだかわかりますか?
正解は黄麹菌です。酵母は5マイクロメートル、カビは10〜100マイクロメートルという大きさですが、これを4千倍の大きさにした模型が展示されています。模型には色もつけてあり、かなりリアルな模型となっています。

120526-7.jpgこの模型は何だかわかりますか?これはクモノスカビだそうです。マンガのもやしもんに出て来そうですが、実際にこんな形をしているのがわかって面白いですね。展示に関連したイベントでは、東京農業大学醸造科学科の先生方による微生物の紹介。実際に顕微鏡で微生物を見てもらおうといったイベントも6月に開催される予定です。

他にも、7月:お酒の作り方、文化的な部分についての講演、9月:食用微生物キノコの不思議(キノコは担子菌の仲間。微生物ということで紹介。11月:お酒の試飲会/利き酒の仕方というイベントが開催される予定です。利き酒は20才以上、30名限定だそうです。いずれのイベントも参加費用は無料。詳しい日時については、東京農業大学「食と農の博物館」ホームペーをチェックして見て下さい。
http://www.nodai.ac.jp/syokutonou/index.php

120526-4.jpg東京農業大学「食と農の博物館」卒業生の蔵元紹介コーナー
東京農業大学「食と農の博物館」卒業生の蔵元紹介コーナーには、ガラスケースの中に4合瓶がずらりと並んでいます。このガラスケースはライトアップされており、記念撮影のスポットにもなっています。現在、全国でお酒をつくっている会社。免許として届け出があるのが2000社。平成23年度 造り実績があるのが千社ほどあり6割が農大卒業生の蔵元だそうです。

醸造展 実行委員長 /教授 穂坂 賢先生からのメッセージ
最近何かと話題の発酵食。主婦の方に大人気の塩麹、酒粕ですが、小さな子どもさんから大人の方まで、この展示を通して日本人の食の原点にとなると思うので、ぜひ展示を見に来て欲しいと思います。小さな子供さんから高校生まで勉強になると思います。夏休みの自由研究の課題などにしてもらえるといいですね。
posted by 農業情報総合研究所 at 14:53| Comment(0) | 日本酒・甘酒・日本酒講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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