2011年01月21日

京都下京区/田中長奈良漬店さんの都錦味淋漬

奈良漬は、およそ1300年余りの昔から作られていたという記録が残っているそうです。当時は、上流階級の人だけが食べられる高級な食べ物。その奈良漬が広く食べらるようになったのは江戸時代。日本初のファーストフード店が「奈良漬をのせたお茶漬け屋さん」だったと伝えられています。

明治二十年頃、大阪にはいくつもの奈良漬のおみ店がありましたが、太平洋戦争の始まった昭和十六年頃より、原料の入手が難しくなり昭和二十年三月の大阪大空襲により全滅。戦後の第一次奈良漬ブームは昭和四十年頃。大阪には奈良漬店が三十五店くらいあったそうですが、過当競争になり統廃合されてしまったといいます。

101219-6.jpg今回、寛政元年(1789年)創業、京都市下京区にある田中長奈良漬店さんの、都錦味淋漬という奈良漬をいただきましたのでご紹介させていただきます。
http://www.tanakacho.co.jp/toppage1.html

==田中長奈良漬店さんからの引用=============

初代店主・和泉屋長兵衞が現在の地に創業したのは、寛政元年(1789年)のことです。みりんと焼酎の醸造を生業とする傍ら奈良漬の製造をしていました。みりん風味を加えたまろやか香味の奈良漬・都錦味淋漬が好評を博したこともありその後、都錦味淋漬の専門店になりました。

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101219-5.jpgそうなんです。こちらの奈良漬は、味醂の風味を加えた奈良漬なんです。京都の奈良漬はみな同じなのでしょうか?それとも、田中長奈良漬店さんだけの製法なのか?今度、機会があれ教えていただこうと思います。私は、味醂の風味を加えた奈良漬は初めての体験。

種類は、うり、きゅうり、すいかの3種類。実家にいたころは「うり」しか食べたことがありません。すいか?すいかのどこを食べるんだろう?どんなすいか?頭の中ははてなマークです。まずは食べ慣れたうりをいただいてみることにしました。

あっ。小さい頃食べたことがある奈良漬よりも味がまろやか。そのままでもおいしいし、お茶漬で食べるとなおよし。あ〜、久しぶりに食べる奈良漬。懐かしくておいしい。おばあちゃんを思い出すなぁ〜。

101219-4.jpgこちらがすいか。
ホームページを見て見ると以下の説明がありました。
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生で食べる夏のスイカとは違う和歌山県特産の通称「源五兵衞」と呼ばれるスイカを使用しています。。花が落ちテニスボールより一回り小さい状態の実を摘んで漬込ます。緻密な肉質でサクサクと歯切れの良いのが特徴です。
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こんな種類のすいかがあるんですね。

101219-3.jpgこちらはきゅうりです。すいか、うりもとってもおいしい!奈良漬っていろいろな種類があったんですねー。知らなかった・・・。

東京に来てからスーパーでは奈良漬が販売されていないことに気付きました。久しぶりに奈良漬を食べたいと探していたとき、田中長奈良漬店の皆さんにお会いしました。奈良漬も関西の食文化のひとつだと思います。大切にしたいですね。

おいしい奈良漬をいただいた、田中長奈良漬店さんにこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

下記のサイトからも奈良漬を購入することができます。ぜひ、チエックしてみてくださいね。

寛政元年(1789年)創業、京都市下京区 田中長奈良漬店 都錦味淋漬
http://www.tanakacho.co.jp/toppage1.html
posted by 農業情報総合研究所 at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 本みりん・みりんスイーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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