2010年03月18日

シンポジウム:ソーシャルファームへの挑戦に参加してきました。

埼玉県 飯能市にある駿河台大学の教室で、ソーシャルファームの挑戦〜農業と福祉の共存を目指して〜というシンポジウムに参加してきました。

実は、私自身ソーシャルファームについては詳しく知りませんでした。いったいどのぐらいの人が集まるのだろう?と思っていました。開演時間が近づくと次々と参加者が教室に入ってきます。気づけば200人ほど入る教室が満席となっていました。これほど関心が高いのかと正直驚きました。

100313-1.jpg第一部は、恩賜財団済生会 理事長、ソーシャルファームジャパン理事長、炭谷 茂さんの基調講演が行われました。

まず、ソーシャルファームという言葉をみなさんご存じですか?これは1970年代にイタリアで生まれた社会的役割を担う事業体のことを言い、ヨーロッパでは1万以上のソーシャルファームが存在するといわれています。

障がい者、高齢者、ニート等、一般企業で働きにくい立場の方々を雇用する第3の職場として、日本でもソーシャルファームが注目されている
のだそうです。

上記のようなお話から、何故ソーシャルファームが必要なのかといった貴重なお話を聞くことができました。

第二部では、研究事業結果報告が行われました。
平成21年度社会福祉推進事業
ソーシャルファームの推進に向けた実証モデル事業 実践報告
特定非営利活動法人ぬくもり福祉会 たんぽぽ 会長 桑山 和子さん

100313-2.jpg第三部ではパネルディスカッションが行われました。司会は、基調講演の炭谷 茂さん。パネリストは以下の方々です。

・北海道 新得共働学舎 代表
・パレスホテル大宮洋食レストラン 統括シェフ
・埼玉 無施肥無農薬農業経営者
・特定非営利活動法人ぬくもり福祉会 たんぽぽ 会長

パネルディスカッションでは、パネリストの方々から活動報告が行われました。今回、特定非営利活動法人ぬくもり福祉会 たんぽぽさんが農業ソーシャルファームのチャレンジを開始されました。この実践マニュアルの素案が参加者に配られました。その内容ですが、しっかりと企画が練られたもの書かれています。また地域の農家の方、農協の方、農業委員会の方とも連携体制をとられているようでした。この連携はとても重要なポイントですね。

少子高齢化が進む中で、ソーシャルファームが地域でどう根付いていくのでしょうか?また、特定非営利活動法人ぬくもり福祉会 たんぽぽさんの取り組み、農業ソーシャルファームはどのような展開を見せてくれるのかとても楽しみです。機会があれば、ぜひお話を聞いてみたいと思います。
posted by 農業情報総合研究所 at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 農・医・福連携 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする