2007年08月08日

インターンシップレポート6(設計事務所)

東京農業大学 短期大学部栄養学科 食品学研究室 教授 安原 義さんから、平成18年度「特色ある大学教育支援プログラム」(「特色GP」)に採択された、学生主導型インターンシップの取り組みをご紹介していただきました。

今回、短期大学部 生物生産技術学科、環境緑地学科、醸造学科、栄養学科の各先生にご協力をいただき、インターンシップ体験談を大学生のみんなにラジオでレポートしてもらうことになりました。

<特別企画>
東京農業大学 短期大学部特色GPインターンシップレポート
環境設計研究室

第6回目は、東京農業大学 短期大学部環境緑地学科2年生 中川くん、上田さんの環境設計研究室のインターンシップレポートをお届けいたします。

まずは、二人に東京農業大学短期大学部に進学したきっかけを聞いてみました。中川くんは、絵が好きで美術に興味があり、自然や、虫も好きだったので環境デザインをやっている学科に興味があり進学。上田さんも、自然や植物が好きだったので短期大学部 環境緑地学科を選んだそうです。

さて、この環境緑地学科、授業では植物の構造、植物の名前、庭、公園、環境問題、測量、造園など、専門的な分野を細かく勉強しているそうです。植物の構造?って何を勉強するの?と聞いてみると、根っこや茎の構造を調べたりするそうです。う〜ん、専門的!

上田さんは、大学の中庭を設計するシミュレーションや、農場実習、地域環境計画論といって農村と都市の関わりあいを勉強する授業が好きだそうです。

今回、環境設計研究室には、中川くんが3月の5日間、上田さんは2月の5日間お世話になったそうです。インターンシップ先では、主に設計をするために、いろいろなソフトを使ってパソコンで処理、土木する際に必要な材料のグラム数の入力などを担当させていただいたようです。

このインターンシップ先を選んだのは、設計とかデザインに興味をもっていたので選んだという中川くん。上田さんは、設計が苦手だったので習得しようと選んだそうです。

クイズはデザイン・設計でよく使われるソフトの問題でした☆

インターンシップ先では、長時間パソコンを使った作業だったので、二人とも集中力が途切れないようするのが大変だったようです。上田さんは、インターンシップ先の方に、進路や技術のことについていろいろとお話を聞いていただいたそうです。これも貴重な体験だったようですね。

また、こちらの社長さんは、日本の設計に関する本を英訳をされているようで英語で会話をされているのを見て上田さんは大変驚いたそうです。設計やデザインで英語は必要なの?と聞いてみると、海外の公園のデザインなど情報をとか仕入れたりするのに英語は必要だと思う。と二人の意見は一致しました。もちろん、授業でも英語を勉強しているそうです。

今回のインターンシップでは、上田さんは将来のことも見つめることがで、中川くんは、知識がまだまだ足りないと感じだそうでうす。後輩のみなさんには、ひとつのでも多くの新しい知識、新しい世界を学んで欲しいこと。わからない方、気になったことは積極的に質問して、いろいろなことを吸収して欲しいとのことでした。

この続きは、8月11日(土)エフエム世田谷の放送を聞いてみてください。
posted by 農業情報総合研究所 at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 花・ハーブ・アロマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オーガニックフーズの流通・販売の挑戦(2)

有機野菜を取り扱う会社の社長さんは、どんな思いや、考え方を持って販売されているのでしょうか?今回はご縁があり、お話を聞かせていただくことになりました。

先週に引き続きお話を聞かせていただくのは、(株)ポランオーガニックフーズデリバリ 代表取締役社長 神足 義博さんです。
https://www.e-pod.jp/index.html

ポランオーガニックフーズデリバリでは、認証有機野菜の流通販売、直営店舗、首都圏の会員制の個人宅配、インターネット通販、小売店舗用の卸、業務向けの卸を行っていらっしゃいます。

生産者の方々がそれぞれのやり方、作り方で有機農業に取り組んでいると、有機農業、有機野菜といっても、バラツキはおこらないのか教えていただきました。

2000年に制度化され、2001年春からスタートした認証有機制度があるので、内容についてバラツキはおこらないでしょう。しかし、それ以前は、各農家の考え方で行われていたので100人の農家がいれば、100通りのやり方があったといえるとでしょう。

80年代にアメリカ西海岸、90年の中ごろまでアメリカには4度。認証有機制度を視察に海外行かれたそうです。先進国で認証有機制度がなかったのは日本だけだったかもしれませんとのこと。えっ?日本には、今までこのような制度はなかったんですね。驚きました。

神足さんのお話によると、日本は自然に本当に恵まれすぎ。水田で連作ができ、世界一の農業技術だと思うが、それゆえ整備が遅れたのだろうと教えてくれました。

日本が恵まれている。それは、アメリカに行ってよくわかったそうです。その前に、まずは海外に視察に行った理由ですが、日本で厳密な有機農業というのはできないのではないのか?当時、全国でも本当の意味で有機農業をやっている方は数えるほど。

一方、欧米ではすでに有機農業、有機農産物の認証されていることを知り視察に行くことにしたそうです。アメリカは東からどんどん開拓が進み、20世紀になってストップ。現在、アメリカの大半の農産物は西海岸のグリーンベルで作られているそうです。視察は、ワシントン州、カリフォルニア州、オレゴン州の認証団体、農家へ。

アメリカを訪れたのは暑い時期。ミネラルウォーターを飲むのではなく、肌をうるおさないとカラカラになると初めて体験したそうです。それを聞いただけでも、日本がいかに恵まれているかわかりますね。

何故、第三者認証機関制度を行う必要があるのか?有機農業を厳密に行いたい。従来ある農業では自然、環境破壊、作り手の健康を守るために有機農業に切り替える、そういうことに対して指針を示し、技術的なことを整備し、それらを流通販売する人たちにも情報として伝えて行き、また消費者の方々にもオープンにする。客観的な視点を持つことで、80年の初頭に独自のガイドラインを作成したそうです。

何故、第三者認証機関制度を行う必要があるのか?生産農家方からも、制度化するのは逆だろうと反対されたそうです。それでも、消費者の方の指示があり長くできるわけですから社会化しましょう。ということで、生産者の方の理解をいただいたそうです。

現在は、茨城では田植えしたり、トマトの収穫、稲刈り、炭焼き、冬は味噌作り。首都圏では、毎年4月に代々木公園のアースデーではファーマーズマーケットを出展。

消費者の方が見て、触れる。生産者も消費者の方と話をしてもらうといった企画を実施。生産者の方からは、消費者の声を直接聞くことができると大変好評だそうです。これらの活動は、今後も継続して行っていく予定だそうです。

この内容は、8月4日(土)エフエム世田谷で放送されました。
posted by 農業情報総合研究所 at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 地方創生・地域連携 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする